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【鑑賞記録】夜明けのすべて

土曜 鑑賞記録の記事を書いています。
filmarksにも投稿したのを加筆修正。

あーー本当に心救われた。。。。。
勝手に今時のエモ映画かと思ってた、全然違う。なんでそう思ったんだ?タイトル?

一人ひとり生きている背景があって、生きづらさがあって、全部わかりあうなんてことは難しいしきっと無理。
でも、一部を分かろうとすること。決して踏み込みすぎずに。
それが誰かを助ける。そんな話と解釈した。


多分泣けるような映画ではないのだけど、山添が仕事に前向きになっていく姿とか、藤沢さんに届け物して鯛焼きをみんなに配るところとか、最後の藤沢さんの司会で出てくる夜についてのメモとか涙出たなー。

夜についてのメモが本当に心に響き過ぎた。地球は我々の生活に関係なく自転して動いている。宇宙の勉強して前向きになろう。

もねちゃんの女性のリアル感よかったな~。部屋着の感じと洗濯物散らかる感じと。
松村北斗が同僚にいてほしいね。
栗田科学で働く人々の人の良さ。社長とか理想像ですよね。

***

いろんな人の感想読んで、山添が自分と周りを受け入れていくのがグラデーションの描き方であるとか、最初は暗い場面が多かったけど、終盤になるにつれて日差しを描く場面が多く明るくなっていったであるとか・・・良いなあと。。
あとは学生がインタビューしてる側面もずっと描くことでこちらも、映像の中にいる人々を観察するイメージでより身近にいる人の感じで見れるようになっている、とかも。

大きなドラマがある内容ではないのだけれど、飽きることがなく、なんなら心に残る映像って本当にすごいのではないか・・・?

自分も辛いけど、みんなも何かいろんな背景を抱えている。
分からない部分もあるけど、少しだけ理解しようと努める。
そういう大人になっていきたい。
そして辛いときには夜についてのメモを思い出す。楽しくても辛くても明けない夜はない。



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