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【マッチングアプリハイライト②】3万歩デート男

第二弾です!
第一弾はこちら↓

まずは恒例の私のプロフィールから

  • 22歳。女

  • 「大企業」と呼ばれる規模の会社でロウドウする新社会人

  • 普通の総合大学の工学部卒業
    (偏差値調べたら59-61くらいでした)

  • 顔は中の中。ショートヘアなので、好きな人には刺さる

  • アルコール耐性強め。

  • 圧倒的現実主義。聞きたいことはしっかり問いただす派

  • 167cmのちょい身長高め。痩せよりの普通体型。


お相手のプロフィールは

  • 同い年

  • 大学院生

  • ボカロ好き

  • 鉄道オタク

  • 171cm

写真から滲み出る「いい人そう」感からマッチングしました

前回記事の最後に記載されている「初めて会ったマッチングアプリの方との愚痴」の際に、今回の方を相談してみました。
「あぁ〜いい人そう〜」「でもいい人って『いい人』以上になれないんだよなぁ」とコメントいただきました。

同感。「いい人だな」と思うものの、正直それ以上もそれ以外の魅力も感じないです…
「話して見れば変わるかも!」と期待しながらメッセージを始めました。


同い年かつボカロの話もでき、まぁまぁ会話も続いたので、向こうから「電話しませんか?」とまずは電話をすることに
私は、他のマッチングアプリの方と飲んだ帰りのほろ酔い状態でお電話を受けました。ちゃんとそのことも電話で報告しました

私は駆け引きなんぞしない。

相手にして欲しい分の自己開示を自分からしていくスタイル

電話で「もしよければ鎌倉に行きませんか?」とお誘いが。
「私の家からはちょっと遠いんだよな〜」「向こうは地元だからいいのかもしれないけど」と思いながらも、写真・メッセージ・電話の雰囲気がよかったので、その場で快諾。GW最終日の予定が決まりました。

「10:00に鎌倉集合でお願いします!」

…早くない?せめて12:00じゃない?大学生の私だったら2限でも渋い顔してたよ?
そんなことを思いながら10:00に鎌倉へやってきました

マッチングアプリの待ち合わせは15分前には行き、格好を伝えて見つけてもらいに行ってました。

限られた情報だけで一か八かで異性に話しかけるなんてコミュ障の自分には無理ゲー


というわけで無事合流。お相手は身長こそ私より若干高いものの、色白でおとなしそうな身体とお顔立ち。うん。勝てそうだな。

防衛本能で「タイマン張って勝てるかどうか」のジャッジを初対面でする癖があります。

実際にタイマンを張ったことはない

そんなこんなでデートスタート。
相手は鉄道好きなので「この車両は1番古いんだよ」「あの車両乗れる人たちラッキーだなぁ」「ほら見てこの車両の床はね…」と江ノ電解説が繰り広げられます。
車両で違いとかあるんだぁ初めて知った
オタクの早口を聞くのは好きなので、楽しく解説を聞きました。

デート全体では、お寺を3つ周り、海沿いを歩きながら江ノ電に乗り、江ノ島をてっぺんまで巡りました。

鎌倉観光したことがある方はわかると思うのですが、しっかりプランを立ててモリモリ歩かないと1日でここまで回りきるのは難しいです。

過去1しっかり鎌倉観光しました

大仏とか「遠いね〜」て見るの諦めるのが大体だし、江ノ島まで1日に回ったことない


しっかり巡れて楽しかったものの、

その日の歩数は3万歩。もうデートというよりトレーニング

そりゃ10:00から日が暮れるまで歩いていたらそうなるわ


そして道中ちょいちょい気になる発言が…

「付き合ったら箱根とか旅行行きたいです」
「恋人になったら一緒に海行きましょう」

…?あなたへの好意は一度も伝えたことないよね?なんで付き合える前提で話してるの?なんなら付き合ってるつもりでいる…?


過去の恋愛について伺ったところ

  • 過去に恋愛経験なし

  • 大学生のうちに恋愛経験を積みたい

とのこと。失礼ながらハードなデートや相手の好意を顧みない節々の発言に納得してしまった…

いい人なんだけどな…ここで「でもいい人って『いい人』以上になれないんだよなぁ」の言葉を思い出します。


気になるところはあるものの、鎌倉観光ができ楽しかったので、夜ご飯もご一緒することに。居酒屋でバカスカ日本酒を煽る私。ウマウマ

「正直今日のデートどうでしたか?」
私「私はスニーカーなので問題ないですが、おしゃれしてヒール履いてる子にはするべきじゃないですね〜」などなど和やか(?)におしゃべり


ふとした沈黙の後、相手が意を決したように
「恋人になってからどれくらいの時間で体を重ねることができるんですか?」

「前回記事のヤツより言い回しが上品でいいねぇ!」「ちょっと待ってそれ相手が私の前提じゃあないだろうな?!」と様々なことを思いながらも
「まぁ付き合ってお互いの合意が取れれば割とすぐなんじゃないですかねぇ」とお茶を濁す

「そうなんですね…すみませんそういう経験がないもので…」

おいおいコンプレックスになってきてるじゃねぇか。
このままだと悲しきモンスターになりかねないぞ


そうしてまた意を決したように
「もしよければお付き合いして欲しいです。でも自分は選べる立場じゃあないので…」

おいおい告白するならしっかりしてくれよ。そういう卑怯なやり方好きじゃないんだよ。
とは言わず、お得意の理詰めに入ります

「お話聞く感じ、彼女作るの焦ってますよね?しかも初めて会った相手が私ですよね?その2つのせいで付き合いたいと思ってるだけです。きっと今日お会いするのが私じゃなくても、同じように告白してたんじゃないですか?」

ぐうの音も出ない様子だったので畳みかけます
「他の人とも会ってみてください。その上でしっかり考えてみてください。」

そうしてお会計して駅に向かいます。
割と酔ってた&好意を向けられて嬉しかったので、帰りは手を繋いでみました。


1週間後の月曜日、「結論が出たので電話したいです」と連絡が来ました。

「他の人とお会いしてみて、考えてみて、やっぱり付き合いたいです」とのこと

私の気持ちは振れないですが「いい人だし、付き合ってみたら好きになるかも!」と考え、付き合うことになりました
土日は予定が入って会えないので、木曜に夜ご飯だけ一緒に食べることに。


木曜日、在宅勤務を終えて電車に乗り、居酒屋で夜ご飯を食べました。
帰宅後、1人でゆっくり今日を振り返り…

全然楽しくなかった!!心地悪くはないけど、心地よくなかった!なんなら思い返しては話つまらなさイライラしてきた!!

帰り際「次はもっと恋人らしいスキンシップがしたいな」と言ってきた相手に「私は嫌だな」と思いながらあしらいました。

ちなみにここまで、相変わらず私から好意は伝えていません。



この相談を大学時代の友人(と元相方)にしたところ、2人揃って
「それは別れろ!」
「お互いの時間の無駄だ!」
「相手も可哀想だろ!」
の大反対

我に返り、その場で「やっぱり好きになれそうにないや!別れよう!」とお別れLINEを送信して終了しました。

ちなみにお別れLINEを送信した次の日に、現在の恋人と初めてお会いしました

切り替えの速さを強みにしていきたい




今回のトップ画像は
江ノ島の看板です。
イルカに変装しているアヒルかな。唇部分が隠しきれてない

ぱっと見は気づかないのがツボ


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