「不安だな・・」がない成長は危険
不安はブレーキ。壊れたら危険。
誰にだって不安な感情ってありますよね?
新しいことに挑戦するとき。一度失敗したものをもう一度やるとき。失敗したらどうしよう。危ないかな。。
このような感情や「不安」や「心配」というワードは、一見ネガティブに見えますが、これは行動にブレーキをかける重要な役割があります。むしろ、不安を感じないのは最も危険な状態です。
車の運転に不安がなければどうなりますか? きっと爆走して大事故になります。野生のライオンに近づいたらどうなりますか? 食べられるかもしれません。
人間は不安を感じるから安全でいられるのです。それでも不安や恐怖心がありすぎては、何もできなくなってしまいます。
ブレーキの加減をコントロールしよう!!
これも車の運転と同じです。全力でブレーキを踏み続けていたら進めません。ほどよくアクセルを踏んで、前に進みたいですよね。
不安だけどここまでは大丈夫。と自分で確認をしながら行動していきましょう。石橋を叩きすぎて壊してしまわないくらいのほどほどな範囲で。
それでももし、あなたのお子様が「コレをするのは怖い・・」「こんな失敗しそうで嫌だ」と言ったらあなたならどうしますか?
そもそも、不安の原因が何なのかを知らなければ、親は何もできませんよね。
本当に不安なのかを考えよう!!
お子様と一緒に、「何が不安で、どうなるのが怖いのか」これを考えてあげてください。
これは大人でも言えることですが、何もわからないから怖いことってあります。自分自身が今どういう状態だからわからないってことありませんか?
僕はメンタルトレーニングの指導もマンツーマンで行っていますが、やはり「●●になったらダメだから不安で・・」とか「告白してフラれたら・・」という相談をよく受けています。
僕はまずこう聞きます。
「最悪の事態を想定することは素晴らしいことだね。けど、もしそれでダメだったら、キミはどうなるの?」
「失敗したら周りから笑われる」「フラれたら次の日から気まずくなる」こんな返事が返ってくることが多いですね。
ここからは相手の性格によって様々なパターンに分かれます。
「笑われたらどうなるの?」「そこにいるメンバーの1人に、失敗したときに頑張れー!!って言ってもらって空気を変えてもらうとかは?」「そもそも失敗しなければ良いんだから、そのための練習とかしたら?」と僕なら伝えます。
告白でも同じです。「なんでフラれると思うの?理由があるならそれを先に解決して、リスクは全部潰しておこうよ♪」とこんな感じです。
まずは自分の不安と向き合うこと。前述した例が正しいとは限りませんし、これは相手によって違います。だからこそ、自問自答できるように育って欲しいのです。
最後に
僕自身、スポーツトレーナー兼経営者として、このウイルス騒動による売上減少には頭を悩ませました。きっと多くの経営者やリストラされた方たちも、同じように悩んでいるでしょう。
しかし僕は3日で悩むのを辞めました。
・売り上げが減ったことはそんなに問題なのか? 店が潰れたわけではない。
・お客様が来られない間にスキルを磨く時間が作れてむしろラッキーでは?
・ここで信頼してもらえる人間になれば、地域ナンバー1も夢じゃないのでは?
・やれるだけのことをやってダメだったら、それはもう景気のせいだからしょうがない。
こんなふうに今は考えているので、毎日全力で思いつく限りのことをして、それで頭を使いきったら、寝転がって「どうぶつの●」をプレイしていますw
読者の皆さんも、何か不安なことがあれば、まずはひたすら自問自答してみてください。
パーソナルトレーニングスタジオVision 福島悠祐
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