うつからの社会復帰(23日目)
病気は、表面だけ治しても意味がない。
「…また、アレが来たらどうしよう…」
不安をかかえながら、毎日職場へ通う。
復職訓練23日目。
自己紹介→34歳女性。離婚をきっかけに3年前にうつ病とアルコール依存性と診断され、休職。2年の休職中、死ぬ気で酒を断ち、無事復職。しかし世間は厳しく戻った職場でパワハラ→うつ病再発、10か月ほど再復職していました。現在は、休職期間が無くなり、やむなく復職訓練(復職を許すか判断するための試用期間。無給)に臨んでいます。
では、続きを↓
うつ(今は双極性障害と診断)が寛解しないまま復職訓練を開始して、ある日パニック発作を起こした。
初体験だった、、
心臓がはち切れるんじゃないかってほど脈打って、冷や汗や震え、意識が遠のく感じ…
その日から、私の復職訓練は、パニック発作との戦いになっている。
人が大勢いる中で倒れたらどうしよう、
倒れた時点で復職不可、クビだ…
そんな不安がつきまとう。
「そんな気負っちゃダメだよ。背水の陣で臨んじゃダメだよ。」
主治医の言葉がこだまする。
(そんなこと言ったって、クビになったらどうすんだよ。だれも養ってくれないじゃないか…、頼れるのは自分と金だけなんだよ…)
そんな思いが足かせとなる。
プレッシャーをかければかけるほど、発作は起きやすくなる。
幸い、今の職場仲間はとても優しく、
「調子悪い時には席はずしな^_^」とか言ってくれる。だから、倒れる前になんとか避難できて、クビの皮をつないでもらってる。
それもいつまでもつのかな、しばらく様子見です。
ところで、ここまで書いてなんですが、
私の病気で一番命に関わるのは、アルコール依存性なんです。
うつ病の原因も、アルコールの多量摂取があったと思います。
だから、私が真っ先に治さなきゃならないのは、アルコール依存性だったのです。
アルコール依存性は、断酒以外治療法がありません。
ドラッグと一緒です。
酒やめますか?人間やめますか?
の世界です。
ちなみに私は、人間をやめていました。汗
笑えないほど、廃人でした。
でもその頃思ってました。
「酒さえやめれば全部良くなる」
…って。
だからやめたんです、自殺未遂までいっても死ねなくて、前向くしかないって思ったから、やめたんです。
だから、思ったんです。
「これで、もう大丈夫だ。すべて上手くいく」
うつも、アルコールが原因、摂食障害も、アルコールが原因、ならその根源を断てば一件落着じゃないか。
でも、間違ってた。
病気の根源は、アルコールじゃなかった。
病気の根源は、
酒に頼らなきゃ死んじゃうような、その心。
自尊心の低さだったり、自分を愛せない、責めて責めて責めまくるその性格。
そこから治さなきゃいけなかった。
もちろんその過程で、酒を止める必要はあったけど、まだまだ解決せにゃいかん課題が山積なのだ。
自分を愛せるようになる。
その課題は、本当は休職中に解決したかった。
時間が足りなかった、中途半端だった。
仕事が始まってからは自分をみつめる時間も余裕もありません。
今も、そこは悔しく思っています。
みなさまは、どうか、どうか、
休職できる期間は目一杯使って、どうか自分と向き合ってください。
今日はいつもに増して乱文でスミマセン。
なんにせよ、慌てて復職して病気を長引かせる方が減ったら嬉しいのです。
それでは、今日も早めに寝ます、おやすみなさい。