輝きの葡萄畑〜見たかった風景
少し前になりますが、立冬の日にワイン畑を見に行きました。
車で少し走れば葡萄畑が広がる所に住んでいながら紅葉する姿を見たことがありませんでした。
ドイツの秋は短く、駆け足で過ぎ去って行くからです。
ウカウカしていると本当にあっという間に、葉は落ち冬がやって来ます。
数年前に葡萄畑のポストカードを見て以来ずっと自分の目で見てみたいと思っていました。
隣の隣り町の友人を誘い、ライン川沿いを歩いてワイン畑を目指しました。
グルっと円を描くように歩いて10キロのコースです。
今年は我が家の花梨(マルメロ)もですが、収穫が多くまた例年にない暖かで長い秋です。
ドイツは夏が短く年によっては8月下旬から肌寒くなり、秋は駆け足で終わってしまいます。
こんなに長く穏やかな秋は今まで無かった様に感じます。
いつか人生で見たいと思う風景、訪れたいと願う場所があります。
「いつ行こう」と思っているだけではなく、意識して出来る所から叶えていきたいと思っています。
◇
この記事を投稿する前に、どんどん秋の風景を撮ることができました。
例年になく暖かく長い秋に、木々は長く紅葉を留めてくれています。
しかし確実にゆっくりと秋は過ぎようとし、気の早い街にはクリスマスの雰囲気が漂い出しました。