眠れる一眼とスクリューマウントは単三電池よりも生き永らえるのか?
EOS-kissデジタル入手よりも前、デジタル一眼として最初に手に入れたのはペンタックスのistデジタルでした。もう、十何年も前のことで、先週までは保管庫の中で惰眠をむさぼっていた。
久々に活躍の機会を与えようかと思い立ち電池室のふたを開ける。そう、これは単3電池駆動のカメラだったのだ。
確かにリチウムイオン電池よりも減りが早い。充電式単三を常用するも、なるべく替えの電池4本を持ち歩かないと・・・・・
他方、リチウムイオン電池の寿命は一般に500サイクル前後と言われ、ある時期を境に急激に能力が低下することも知っている。つまり他のデジタル一眼のどれもが、いつかは充電しても直ぐカラになってしまう運命と背中合わせだと言ってもいいのだ。5年もI-Phoneを酷使した御仁ならご承知でしょう。
我がペンタックスは単三電池が市場から消える日を目にすることがあるのだろうか?あるとしてもそれは2050年よりも前なのか?
日付設定では2050年まで設定が可能になっているので、その時点で電池が入手できれば、きっとこのカメラはjpeg画像を記録し続けることができる。
もちろん,Kマウントの先に安価なスクリューマウント用レンズ・アダプターを噛ませれば42mmの旧いレンズでもJPEG画像を残せる。2050年の中古カメラ市でスクリューマウント・レンズが並んでいるかはわからないけれども、家にある50mmや90mmレンズは失くさない限り、使えるはず。
使い方を思い出しつつ操作ダイヤルを回してみる。ああ、そうだった!ダイヤルの接触が悪いのか、シャッター速度が遅い方にしか変わらない、絞りも開くばかり。思いっきり早く回せば、運が良ければ反対方向にも動いてくれるけど、これって解決のしようがあるのかな?一度電池を抜いてやればTv=125、Av=8に設定し直されるからまあ、イザトナレバ…
プログラムモードにピクチャーモード専用機だと思えばいいだけの話。どうせ皆オートで撮ってるんだから・・・・
出掛ける段になって、単3充電池のチャージし忘れに気づいたら?
街中でアルカリ電池を4本手に入れればいいだけの話。
2022年の今では、まだ簡単に見つけることができるから安心・・・・・
ほかのカメラがリチウム電池と命運を共にしようが、このカメラは単三電池と共に生き永らえるのだ。
あとはJPEGやSDカードが使える限り、未来の心配はしなくていい.Googleクロムやウィンドウズが時代遅れになっていたとしても・・・・
ちなみに、古いGRデジタルも、リチウム電池パックと単4電池の両刀使い、いや二刀流か?こちらも電池パックをなくした現在でも立派に稼働できている・・・・・
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