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2021年5月の記事一覧
あのタイヤと消えた?粉塵
雪道走行ではタイヤのグリップを如何に確保するか?昔はそのもっともポピュラーな答えがスパイク・タイヤでした。
今でも冬季のラリー・イベントなどではタイヤの接地面にたくさんの鋲を打ち込んだスパイク・タイヤを目にすることができます。雪国では昭和の終わりごろまで、冬の入り口にはこんなスパイクタイヤに履き替えていたものです。
白鳥の飛来がニュースで伝えられ、里にも初雪の便りが届くころになると、タイヤショッ
水素カローラが激走!ミライのガソリン?
富士スピードウェイに今まで見たことも無い数の報道陣が集まった?注目を浴びているのは水素を燃やして走るエンジン付の自動車。世界で初めて24時間レースに挑戦!しかも交代ドライバーの一人は日本の自工会会長でトヨタ社長でもある、ルーキー・レーシングのオーナー、モリゾウ。
2021年のスーパー耐久レースのシリーズ戦、デビュー戦の24時間を水素カーが見事完走してゴールしたことはニュースでも大きく取り上げられ
どこにでもあるのに買えない重要パーツ
ガソリンタンクに充填されたベンゼン環を含む 芳香族化合物 =ガソリンの分子はインジェクションで気化されて酸素分子と出会い,シリンダー内で急激に膨張してピストンを押し下げ,そのエネルギーがクランク軸で回転力に変換され,減速機を経てドライブシャフトを回し,サスペンションに吊られた駆動輪を回す。こうすることでいよいよ、エンジンのパワーが路面を蹴りだし、車を前に進める反力を得ることになります。その最後の重
もっとみるブレーキ競争がクルマ進化を加速させる
発車して角を曲がり、目的地に近づいたら重く大きなクルマを何とか止めなければなりません。レースの世界でコンマ何秒を争うドライバーたちの力量の差が大きく出るのもブレーキング、加速は誰がやってもアクセルべた踏みで差がつきませんが、ブレーキングとなると早すぎても遅くてもダメ、踏み加減も重要です。
ブレーキのハード・ウェアが進歩したのもレースの世界からで、いま一般的なディスクブレーキもレース育ちのアイテム
テールヘビーは憧れ?ルーズならプッシュしな!
ハンドルを切ればタイヤが旋回半径の中心に向いて車体の向きを変える、すると後輪も車体とともに向きを変えて進路が変わる。理想はそうですが現実には路面の状態次第でスリップもすれば計算どおりに曲がらないこともあります。
雑誌のインプレッションに良くある、弱アンダーステアとはどういう状態なのか?なぜそうなるのか?普通の市街地では良く判りません。が、一番実感できる場所は雪道のコーナリングでしょうか。カーブに