こだまが響くスピード時代の幕開けに輝き始めた六連星登場の1958、59年国産車
終戦から干支も一回り以上が経ち、新時代へ向けての鎚音がいっそう大きくこだまする1958年=昭和33年〜34年
東京と大阪をそれまでに無い6時間台のスピードで結ぶ特急こだま(登場時は20系電車)は、新しい空気枕台車に空調完備の嵌め殺し窓が新鮮な車体で、クリーム&レッドのツートーン・カラーの車体が東海道を彩りました。特急あさかぜに用意された20系客車寝台もまた、軽量車体に空調完備のデラックス車両。ブルー・トレインは、やがては札幌から九州までの幹線輸送に俊足を発揮しています。
東京