7:休日談義1(古武術)
おっす!しまさぶろうだよ!
元気?
週末だからな!違う話をするぜ!
古武術って聞いたことある?
何と比べて古いのかと思ってしまうけれど、まぁ剣術の分野で言えば大手の神道流・中条流・念流・影流・他に五流派だったかな?この辺の系列で明治より前に栄えた流派の事を言ってるみたいだ。
この古武術という単語を言い出したのは、記憶があっていれば『甲野 善紀』という身体動作の研究家だぜ。気がついたら『古武道演武大会』なんで大会の名前にも使われるようになった。
どこの流派にも共通して教えている事というのは、体の使い方と道具の使い方だよ。おれは中堅指導者の位なんだけれど、まぁそういう事を指導するよな!
昔の人は今みたいに腰痛めたらコルセット使って痛み止め投与とかできないんだよ!
戦いともなれば一回切られたら大怪我か死ぬかと言う状況と直面しなきゃいけないんだ。だから無駄なく確実に勝ちを得て、自分は生き残る事を教えるのが現存する400ほどの諸流派だな。
武術だから、刀・槍・薙刀・十手・鎖鎌・弓・手裏剣といった武器術もやるし、流派によっては捕縄とか築城術もこれに入る。
怖そうに見えるけれども、結局は道具と身体の使い方を学ぶ事をやるわけだから、各種格闘技みたいに怪我と付き合う事はない。
古武術のほとんどは怪我しちゃいけないよって教えてるんだ。怪我したとすれば間違いを教えられたかやり方を間違えたかと言うことになる。だから痛くないんだよ。
ダンスみたいに激しいわけでもなく、年寄りがやっても体が動けば出来るからな!
おすすめだぜ!
機会があればうちの稽古場の事も書こうと思う。
それじゃ、またな!
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