HSPの方向けプチ☆ライフハック


はじめに、私は個人的に、HSPという言葉を使うのはあまり好きでは無い。何故なら医療用語ではなく、曖昧な語彙だからだ。
しかしHSPという言葉は広く市民権を得ている。この言葉について、どこかで誰かが「HSPを『感覚過敏』と言い換えれば伝わりやすくなる」という旨の発言をしていた。私もそれに同意である。なので以下、HSPの方のことは感覚過敏の方と呼ぶことにする。

実際、感覚過敏故に生きづらい人は沢山いるようだ。
私も自分に対して感覚過敏だなと感じることはたまにある。
そこで、それに気づいた時に、それを克服するライフハックのようなものを見つけた。
なので共有したいと思う。

1.失敗して注意されたり、怒られた時
こんな時、感覚過敏の人達は必要以上に萎縮して辛くなってしまうと思う。
しかし、そういう時こそ「強気を装う」のだ。決して「反省してません」という態度ではなく、「堂々とした態度を装って、反省・謝罪する」事が大事だと思っている。
感覚過敏の人達の中には、「萎縮している自分をこれ以上虐めないで」というようなアピールをする人達もいるような気がしている。
しかし心理的に、「萎縮しやすく、すぐに自信を喪失してしまいがちな人間」というのはあまりいい印象を与えない。必要以上に萎縮されると、自分が加害者のようでより腹が立つという心理も働くかもしれない。
ともかく失敗したときこそかりそめの強気を装った上でビシッと謝り、自信を保つという事が感覚過敏改善に役に立つことは間違いない。
これが身に付くと、「失敗」そのものに対しての恐怖も和らいでいくだろう。

2.誰かが怒られていたり、大声を上げている時

これも同様だ。反応する必要はないけれど、それに耐えうる強気さをまずはフリだけでもいいので取り繕う。これはホース・セラピーにも似ている。乗馬の際、馬が乗る人間を見下し、手綱を握って馬を動かそうにも見下しているので動いてくれないことがある。そのために強気を養い、馬にナメられないようにし最終的に馬を調教する。そうやってメンタルを「強く」するセラピーが存在するらしい。
そんな感じで、誰かが怒られているようなあまり良くない環境に耐えうるメンタルを育成するのだ。

これは続けるほどに鍛え上げられる実践的な方法だと思う。

もう少し掘り下げて語りたいところだが、取り急ぎ思い付いた事だけをアウトプットしておいた。
割と「フリ」は侮れないよ、というお話。

誰かの参考になればと思う。(参考になる、との声を数件頂きました。ありがとうございます。)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?