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とってぃーの先生実践録 vol.13
実は、桜がぽつぽつと咲き始めています。
今年は、のんびりとお花見がしたいなあ。
さて、今回は
①「先生ってすごくない??」という話
②学校内の「連携」の必要性
についてです。
自分は小学校現場に勤めているので、小学校中心の内容となります。
①「先生ってすごくない??」という話
みなさんは、先生の仕事内容について、ご存知ですか??
【教師を企業に置き換えると】
— 6年3組アカデミック先生 (@63academic) February 23, 2020
・会社目標→学校目標
・顧客→児童・生徒
・商品→授業
・営業→授業
・商品開発→教材研究
・企画→行事準備
・マーケティング→学級経営
・経理→学級費管理
・庶務→○つけ
教師は全部1人でやってるじゃん!
面白いツイートだったので、シェア。
このように、先生一人一人のタスク量は企業に例えるととんでもないことになります。
このタスクは自分にとって当たり前。
子どもと一緒に過ごしていると、いつの間にか時間が過ぎていきます。
自分自身、どのような働き方をしているか、よく分かりません。
ただ、客観的に他の先生方を見ていて、すごいなあと思う場面がたくさんあります。
・何かあったら頼りになる管理職
・それぞれの専門性を持った先生方
・美味しい給食を作ってくださる栄養士さん
・ケガや病気になったら助けてくれる保健室の先生
・鬼のような事務処理スピードの事務員さん
また、子どもたちの行動は予想でないので、日々、臨機応変な対応が求められます。
精一杯、子どもたちのために準備したとしても、想定通りいくことはほとんどないでしょう。
それでも、未来や子どもたちのために頑張る、先生ってすごいと思いませんか??
自分が言うことではないかもしれませんが、
「先生方、本当にお疲れ様です!!」
②学校内の「連携」の必要性
学校という組織において、それぞれの専門性を持った人たちの「連携」が必要不可欠です。
①で述べてきたことを、本当に一人だけでこなそうとすると、倒れてしまいます。
小学校の場合、学級担任制がまだ一般的ですが、近い将来、教科担任制にシフトしていくと思います。
日本人は、「連携」することを昔から大切にしてきました。
海外をいろいろと旅してきましたが、日本人の協調性、空気を読む力、気配りは世界トップクラスです。
教科担任制のように、時代の変化に合わせて、「連携」の在り方も変化していくでしょう。
似た言葉で「協力」がありますが、一方的に手助けをすることは、正直、誰でもできます。(協力ももちろん大切なこと。)
「連携」とは、「協力」とは少しスタンスが異なり、お互いの個を尊重しながら、新しいモノを想像したり、苦手なコトを補いあったりします。
どんな人でも、それぞれの個性や専門性があるので、存分に発揮してもらい、繋ぎ合わていく。
それが、「連携」です。
初任だった一年目は、目の前のタスクに一杯一杯でしたが、二年目は「連携」を深める努力を続けてきました。
おかげで先日、職員旅行に行った時は、同僚のみなさんとても楽しい時間を過ごしました。
自分は幹事を担当していたので、とてもプレッシャーを感じていましたが、大役を終えることができました。
よい教育は、よい学校、よい職員室から。
まずは、学校内の「連携」を深め、そこから社会へ、そして子どもたちへ広げていきたい。