とってぃーの先生実践録 vol.12
今年の冬はとてもあたたかい。
と思いきや、肌寒い日が続いていますね。
さて先日、今年度3回目となる研究授業が終わりました。
学期ごとに1回ずつのペース。
このペースが自分にとってベストです。
研究授業では、国語の書く学習で「文作り」を行いました。
①文の構造を考える。
②場面の絵を見て、文を作る。
③学んだ成果を活かして、相手に手紙を書く。
という単元計画。
今回の研究授業を通じて、「連携」と「一人一人にマッチしたゴール設定」の大切さを学びました。
「連携」
授業は、一人の先生が必ずしもやる必要はありません。
特別支援学級では、メインの先生の他に補助の先生がいます。
それぞれの先生が担当の児童を決め、連携して授業を行います。
一人一人の実態や課題が異なるため、この連携は必須。
この連携があったからこそ、最後まで集中して学習する子どもが増えました。
ただし、実態や課題を事前に共有し、支援する必要があります。
複数の目線がある支援はとても心強いです。
「一人一人にマッチしたゴール設定」
特別支援学級でも国語や算数のような教科学習は必要になってきます。
しかし、同じ学年の学習指導要領の目標や内容だと、一人一人の課題や困難を考えると難しいことがあります。
そのため、合理的配慮として、他の学年の目標や内容を取り扱うことが多いです。
①児童の学年の目標や内容
②他学年の目標や内容
③自立活動の目標や内容
という順番で検討し、一人一人の合った授業やカリキュラムをデザインしていきます。
一つの授業でも、このオーダーメイドの授業やカリキュラムに基づいたゴールがあり、その児童がどこまで頑張ったかを先生は評価しなければないことも学びました。
これらの学びを多くの先生方からいただき、まだまだ自分自身が成長できるなあと思いました。
そして、最後の研究授業は自分にとっても、子どもたちにとっても、楽しいものでした。
自分も子どもも、お互い楽しい授業。
そんな授業って素敵だと思いました。
あと2ヶ月くらいかな。
今回の学びと楽しむことを忘れずに。
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