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輪廻転生語り

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前世の記憶を思い出したヤバいおばちゃんが、輪廻転生を解説するよ!
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他人になろうとしていた【輪廻転生探究者・三寅さんの所感】

他人になろうとしていた【輪廻転生探究者・三寅さんの所感】

23歳のときに偶然旅先で前世の記憶を思い出し、そこからこれまで27年、ひたすら前世探究にのめり込んで人生の道を踏み外した三寅さん。

五十歳になった今、現在の所感をここにまとめておく。

長年輪廻転生について答えを探し続けた結果、今思うのは「私はここにいる私だけだ」ということだ。

ここより他に私はいなかった。過去にも、未来にも。

過去に私を探してもいるはずがなかった。私はいまここにしかいない。

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記憶の鍵【不思議な夢の話】

記憶の鍵【不思議な夢の話】

何度も書いているので自分でも飽きてきた前置きだが、私は二十代のある日旅先で突然前世の記憶を思い出し、それ以降特に戦国時代の織田軍の夢に長年苦しんだ。そのため私は自分の前世を織田軍の関係者だったのではないか?と思うようになって今に至る。

しかし若かった頃の私は今よりもさらに歴史に無知だった。夜毎遠い昔の日本の夢を見ながらも、その映像や文字が何を意味しているのかほとんどわからなかった。勉強のために歴

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本名よりあだ名がいい件【不思議な話】

本名よりあだ名がいい件【不思議な話】

私は保育園に通っていた幼児の頃から自分の下の名前を他人に呼ばれるのが大嫌いだった。下の名前とは、『山田花子』の花子の部分だ。

保育園というと、保育士の先生方は皆さん子供達を呼ぶときは下の名前で呼ぶ。『花子ちゃん』とか『太郎くん』とかいうふうに。

しかし私はこれが不愉快だった。三〜四歳の頃の記憶では、保育士の先生方に「寅子ちゃん」と呼ばれるたびに不快でたまらなかった。

(なんで他人から下の名前

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なぜ前世の記憶の残る場所に行かねばならないのかというと、そこに残した魂のかけらを拾い集めてバラバラになった魂を統合しないといけないから。

そして、分裂したまま各地に散らばった仲間達の魂のかけらも集めて、生まれ変わった彼らのもとに返してあげないといけないから。

そのために私は…

前世の記憶を思い出した当初、魂はそのまま転生するのだと思っていた。

だが、数々の転生の記憶を時系列に並べるとどうもおかしい。立ち直れないほど深く傷ついた人生のあとの次の転生では何かが失われていることに気づいた。

おそらく魂は傷ついた数だけ分裂し、どこかに思いを残して転生する。

他人の記憶を持つ子供【不思議な実話】

他人の記憶を持つ子供【不思議な実話】

前世の記憶というのは単なる『記憶』なので、中には『他人の記憶』を思い出す人もいる。

実際、私はそんな人と会ったことがある。

その人は幼稚園児の頃から歴史上の偉人の記憶があったという。

私は、その人が幼児の頃に偉人について語り出したという出来事についていくつか話を聞いてみた。

彼の話によれば、彼が幼稚園児だった頃、家族と訪れた旅行先の史跡で、幼い彼は突然、偉人の人生について語り出したのだそう

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【前世エッセイ】記憶のみちしるべ[単話]

【前世エッセイ】記憶のみちしるべ[単話]

私は長年不思議な夢に悩まされてきた。その夢はだいたい昔の日本が舞台の、日常の断片のような映像である。

そんな夢を見るきっかけになったのは若い頃友人に連れられて行った旅行先で強烈なデジャヴを感じたことに始まる。(というのは別の記事で書いたが)

そんな出来事が起こるより少し前、私は奇妙な人達と出会っている。仕事がきっかけで出会った人が、「私は前世の記憶があるんです」と打ち明けてきた。

一人ではな

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