2025年1月1日の気持ち。
新しい年になった。
いい天気だった。
空は青くてきれいだった。
庭の柿の木は枯れ枝になっている。と改めて思う。
大晦日
前日の大晦日の過ごし方は、いつもと、それほど変わりがなかった。
妻が用意してくれた年越しそばと、天ぷらと、串焼きのようなものを食べて、紅白歌合戦をテレビで見た。
新しい人や、ベテランの人が歌っている。次々と登場して、その余韻もないまま、次の人が歌う。その繰り返しの中で、すごく年齢を重ねた人を久しぶりに見て、元気なんだと思う半面、人によっては、若い時の歌を、もう仕事としてしか歌えない人と、今も、若い気持ちで歌っている人と分かれるような気がした。
そのあとは、テレビで知った哲学者が教えてくれた年明けの方法(?)で、新しい年ぴったりに演奏を終える「ジルベスターコンサート」も見た。
紅白歌合戦を渋谷のNHKホールで観覧している人も、夜中までホールにいて、そのあとどうするのだろうかとも思うけれど、もしかしたら、この一回だけかもしれないから宿泊場所を準備しているような気がする。
その一方で、ジルベスターコンサートも渋谷のBunkamuraで行われているが、クラシックを見ている人たちは、もしかしたら毎年のように来ている人もいるかもしれない。そういう人たちはクルマで帰るか、タクシーを呼ぶか、もしかしたら近くの松濤に住んでいて歩いて帰るかも、などと考えてしまった。
そこから先は、すでに大晦日ではなく、新年になっていて、NHKの「ゆく年くる年」を見たら、明けましておめでとうございます、を明るく繰り返していた。ついさっきまで、同じ番組で重い口調で、寺社仏閣を背景に2024年を振り返っていたのだけど、ゆく年と、くる年の時では、午前12時を過ぎただけなのに、毎年のことだけど、すごく雰囲気が変わっていた。
それから、「おもしろ荘」を少し見て、新年になった気持ちになってから寝た。
新しい年
起きたら、妻が外出の格好をしていた。
これから、近くの河川敷に行って、富士山を見にいくと言っていた。
2025年は、個人的には喪中なので、正月らしいことをしていないのだけど、そういう積極的な姿勢をとってくれるだけで、ちょっと明るい気持ちになれた。
その間にテレビをつけた。何かすきま時間がある時にすぐにテレビを見る習慣を持っている人もだんだん減っていくのかもしれない、などと思うが、いつものように笑いを仕事としている人たちが元気な姿を見せてくれている。
ずっと「あけましておめでとうございます」が繰り返されている。
考えたら、生放送でなくてもいいのに、生放送で元日の午前中から漫才をしているのは、すごいのではないか、などと考える。もう、これから先は、正月早々から働くのも、さらに疑問視されて、全部が収録になっていくのかもしれない。
そんなことを考えながら見ていたら、M-1を連覇した令和ロマンが出てきて、なんだか少し得をした気持ちになった。
妻が帰ってきた。
---富士山がきれいに見えた。どこからでも見えるんだね。
そんなふうに言われ、聞いている方も、ちょっと嬉しくなった。
考えたら、富士山の標高は3キロ以上あって、東京スカイツリーの3倍以上だから、そこまでの高さがあると、100キロくらい先からでも見える、ということなのだろう。
お雑煮
昼は、妻が、お雑煮を用意してくれた。
年齢を重ねるごとに、おもちは危険な食べ物になっていくので、だんだん不安が増すのだけど、人から頂いたこともあって、今年もおもちを食べられる。
妻は、すごくおいしそうにお雑煮を食べ、食べ終わってからも、お雑煮は美味しいなあ、と話していた。
本当に好きなのだと思う。
そのあと、テレビで録画していたオードリーの番組を見る。
この番組を見ると、今年も新春を迎えられた気持ちになった。
洗濯
今日は洗濯カゴにあった洗濯物が少なかったし、元日だから、とも思って洗濯をするのはやめようと思っていたが、食事が終わり、食器も洗おうとしていたら、途中で、いつの間にか洗濯カゴがほぼいっぱいになっているのに気がつく。
だから、やっぱり洗濯を始める。
そろそろアクロンも買い足さないとなくなるかもしれない。
そんなことを思いつつ、外を見る。家のすぐ外の道路には、クルマも通っていないし、人も歩いていない。
すごく静かだった。
小さい自転車に、小さいヘルメットを被った小さい女の子が乗って、適度なスピードで走り去っていく。その後ろから、おそらくは父親らしき男性が、やはりヘルメットを着用し、自転車に乗って過ぎていった。
二人とも柔らかい表情に見える。
他には、誰も通っていない。
元旦というのは、確か元日の朝、遅くても午前中を指す、と聞いたことがあったから、1年に1度しかない元旦、という時間帯は過ぎているはずだ。
それでも、静かで穏やかな時間のままで、気温は低いけれど天気は良くて、太陽の光は気持ちがいい。
こんなふうに思える時間があるように、この1年も過ごしたいと思う。
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