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暮らしまわりのこと。

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生活の事。日常の出来事。身近な植物や生き物のこと、などを書いています。
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#今こんな気分

40年、セルフカットを続けてきて、学んだこと。

 もう40年、美容院も、理容院も行っていません。月に一度か二度、自分で髪の毛を切ってきました。普段会っている人でも、その話題にならないと、こちらからわざわざ伝えることもないので、たまにそのことを言うと、やっぱり驚かれ、「分からなかった」と言われるので、たぶん、仕上がりも、そんなにひどくはないのだと思います。  ただ、これはあくまで個人的な習慣で、私自身は、ずっと美容院や理容院にとっては「敵」のような存在なのだろうな、と思ってきて、微妙に後ろめたく、それほど大勢の人に伝える価

雪を待つ気持ちは、すぐに忘れてしまいそうになる。

 そういえば、今年の冬は雪が降っていないかもしれない。  それは、当たり前のように雪が降っていて、それに伴う大変さと暮らしている方々にとっては、どこか腹が立つような感覚かもしれないと思いながらも、冬でも雪があまり降らない関東地方南部に暮らしている人間にとっては、つい思ってしまうことだった。 天気予報 それでも、天候は人間がどうこうできるものではないので、もしかしたら、雪は降らないまま春になるかもしれない。  そういうことを思ってる頃に、関東の南部でも雪が降るかもしれない

落とし物への姿勢いろいろ

 駅や電車や街の中で落とし物があると、基本的には拾って、できたら、落とし物預かり所に預けるようにしている。  でも、もちろん100%ではなく、時間がないときは横目で見ながら通り過ぎてしまうし、やっぱりその落としものが重要そうかどうかは見る。あれは、落とし物というよりは、もう捨てるものでは、と感じる時は拾ったりしない。  昔、急に、基本的には自分がダメな人間だと思う時があって、なんだか嫌になって、そういうとき、どうしようと考えて、急に少しでもまともな人間になれることを目指そ

歯が欠けるのは、かなり悲しい。

 生まれつきのことで、どうしようもないことは多い。  眼底検査をしたとき、眼科医が少し首をひねっていた。詳しくはわからなかったし、詳細はおぼえていないのだけど、どうやら、眼底にゆがみのようなものがあって、最近、このようなことがあると問題だけど、それは生まれつきのもので、だから、大丈夫です、みたいなことを言われた。  最近は減ったのだけど、鼻の穴の中に大きなオデキのようなものができて、そこには血が溜まるらしく、しばらく経つと、表面が裂けて、流血し、元通りになる。それが一年に

家の前、道路の数字がこわい。

 固定電話のせいか、いろいろな電話がかかってくる。  不用品回収の電話が、一時期、多かった。  だけど、全部、断っていた。  この前、いろいろ全部、捨てたのだから、もう何もないです。  そう言ったのに、さらに粘られることも少なくなかった。  もちろん、きちんとした商売の人もいるだろうけれど、こうした仕事でも、とにかく家に乗り込むことが目的だったり、といった噂を聞いたこともあるから、やはり怖いと思っているので、とにかく断っていた。  それは、今の時代に生きていく上では

新しい湯沸かし器が来て、ガス管が長くなった日。

 ガス湯沸かし器が突然壊れた。  まだ気温が高いから、それほどの影響はなかったものの、ひげそりなどはお湯を沸かしたり、ポットからのお湯を使ったりと多少の不便はあったものの、まだ10日くらいだったから、がまんができた。  この湯沸かし機は、10年以上前に取り替えたのだけど、その時に、すでに古い木造家屋のためにガスの配管に問題があったと言われていた。今はゴムのホースを使っていたが、ガス管自体の工事が必要になると言われていた。  今回も壊れたと思ったとき、最初は修理を依頼して

『猛暑と、コロナワクチン定期接種』。2024.9.21。

 真夏日ではなく、35度以上の猛暑日が、9月の下旬でもあった。  しかも、今日は東京でも35度になるかもしれない天気予報だった。 薄曇り 朝起きたら、薄曇りだった。  それでも涼しいわけではなく、こもったような暑さを感じる。  午前9時前に家を出る。  駅までの道路を歩いていると、暑いのだけど、真夏の時のような、こわいほどの迫力のようなものは、気温が上がってきても、さすがに感じなくなってきたことに気づく パン 道路を歩いて、すれ違う人は、今日は女性が多い。  学

湯沸かし器の見積もりで、喜んでしまった日

 10年以上、使ってきた台所に瞬間湯沸かし器が、突然、調子が悪くなった。  とはいっても、外見も一部欠けてきたし、仕方がないと思いながらも、一応は、修理を依頼することにした。  修理のスタッフが2人もきてくれて、あれこれ確認してもらったが、結局は、すでに部品もなく修理もできず、買い替えることになった。  ただ、その値段によっては、うちが貧乏なため、湯沸かし器を新しく買うのをあきらめ、また水道だけの生活になることも覚悟していた。  見積もりの人がきてもらうのは、修理が無

新紙幣が、偽札に見えて、貨幣への信頼が揺らいだ瞬間。

 予約していた歯医者に行く。  ずっと家族でお世話になっている歯科医に、今日も「黒いね」と言われながら、歯を整えてもらった。  1ヶ月に1度通い始めて、どのくらいになるのだろう。  もともと、歯の質が弱いらしく、気を配っていても、虫歯になりやすいから、よく通うようになった。  もうすぐ、何枚目か分からなくなった診察券の予約の日時を書き込む欄がいっぱいになる。 偽札? 帰りに買い物を頼まれて、八百屋に行く前に銀行に寄ろうと思った。  自転車をATMの前に停めて、中に

ひまわりは、夏空を支えているような気がする

 とても暑いときは、外を歩いていると、ちょっと嫌になる。  それも憂うつ、といった沈むような思いではなく、ただ、この場にいるのが嫌になるというような、体にこたえるのが強い夏の太陽の光だと思う。  もちろん、天気予報的には、梅雨入りしている状況だから、人間の定める基準では、まだ夏ではないとは分かっているけれど、35度ほどの気温の外にいると、体は夏だと感じている。  時々、街路樹や、ビルの方向によっては影ができて、それだけでちょっとホッとするようなとき、4車線の道路のそばに

夜中の自転車

 そろそろ寝ようとして、いろいろと支度をし、2階に上がる前に、縁側のような場所から、外を見た。  古い木造の木枠のガラス窓。  ここ10年で建った近くのマンションの街灯などで、以前よりも明るくなったのだけど、当たり前だけど夜は暗い。  特に日が暮れて、だんだん時間が経ち、午前12時を超える頃は夜が重なってきて、余計に暗さが増して、黒くなっていくような気がするのは、普段から人通りが少ない場所ではあるけれど、終電がなくなったあたりから、ほとんど人が通らなくなるからだ。  

冬の雨は、少しこわい。

 少し前に雪が降った。  ほとんど雪が降らない地域だと、それが非日常的で、景色が変わって、夜でも外を見たら少し明るく見えるのは、ちょっと不思議だった。 天気予報 そのあと、急に暖かくなったり、気温が下がったりが繰り返され、天気予報には雨のマークが並んだ。  洗濯物が洗えないと最初に思った。  その期間に入ったら、本当に雨が降るようになった。  恥ずかしいけれど、百葉箱くらいしか天気のデータの機械のイメージがない私にとっては、現在は想像もつかないほどの高性能のマシンに

「雷鳴と、新型コロナ入院患者数の増加」。2024.1.13。

 朝は寒い。  夕方から雨らしい、ところによっては雪かもしれない。  そんな天気予報をラジオで聞いた。 道路 午前9時前に家を出る。  人通りが少ない。  道路には、片方だけの手袋が落ちている。  拾って、ほんの気休めだけど、歩道のところにある台のようなものに乗せる。  駅に着くまで、ほとんど誰ともすれ違わなかったかもしれない。  薄曇りで、より寒く感じる。 ホーム 駅のホームには10人もいないような気がしていたが、ほんの数分で人は増え始めて20人を超える。

「どんど焼き」は、終わらない。

 正月の終わりを告げる行事の一つに「どんど焼き」がある。  年末から、新年の約一週間が経つと、正月の飾りものは下げられて、集められて、焚き上げられる。それが「どんど焼き」と言われているのは知っているのだけど、考えたら、正月関係の飾りものは、かなり短い寿命なのに、それでもうちでも毎年のように購入して飾っていて、もったいない、とは不思議に思わない。  というよりは縁起物みたいなもので、飾らないと悪いことが起きるのではないか、という気持ちで飾っている。 (※これ以降は、どんど