決めるのが苦手だった私がテキパキ決められるようになった理由

私には選択することは向いてない。

ずっとそう思っていたので、なるべく選択することから逃げて生きてきた。

それでも、問題に直面してどうしても選ばないといけない時は、じっくり時間をかけて条件を洗い出しどちらがより良い選択か、吟味しようやく決めていた。

でも、やっと決めたと思ったときには募集が終わっていたり、期限切れだったりする。

そのことで何回後悔したのか分からない。

だから次、問題が起こった時は迷わずに道を決められるように、自分なりのルールを先に決めておくことにした。

決めた後ちょうどいいタイミングで、問題が起こってきたので早速そのルールを試してみた。

そうしたら、案外早く問題解決に至った。
しかも、とても良い形で問題解決できた。

問題解決が苦手な私でも、選択することが早くなりスムーズにことが運ぶことが出来たのである。

それともうひとつメリットがあった。
自分で決めたとき、とても満足できたのだ。
なぜかやりきった感があった。

自分の人生は自分で選択することが素晴らしいと、初めてわかった瞬間だった。

それと同時に、自分と同じように選択する時にすごく迷ってしまう人が多いことにも気づいた。

「なんで決められるようになったの？」
とよく聞かれるので、ここにまとめてみようと思う。

後悔しない選択とは

まず、自分の中で後悔しない選択とはなにか、それを決めておくと迷いが少なくなる。

私の場合、自分のことは自分で決めることそれ自体が後悔しない選択と気づいたので、どんな結果になろうとも、自分で決めることが1番大切だと決めた。

自分で決めたことなら後悔しない！と決めてしまったら決める時のハードルがグッと下がった気がした。

選択するために必要なマインド

私が「決断すること」を苦手としている理由のひとつが、自己肯定感(自分の選択を信じる)が低かったからだ。

自分を信じられていないと、自分の選択を信じられない。

だからまず、自分を信じることからはじめることにした。

そのために日々の小さな小さな選択から自分のものは自分で選ぶよう心がけた。

例えば、今日のランチは人に合わせるのをやめて、自分の好きなものを食べるとか、居酒屋にいったときはまずビールはやめて好きなものを頼むとか。
寝たい時は寝るとか。

そんな小さなことからでOKとした。
ゆるく小さな選択からはじめた。

また、選ぶ時は今の自分の気持ちを大切にした。

今したいと思うことは今する。
ワクワクする、楽しい気持ちになるものを選ぶようにした。

そのときに自分の中から出てくる
『でも、〇〇と思われたらどうしよう』
などの不安や、心配などは上手くスルーするようにした。

少しずつ自分で選ぶことで、今までよりも少しだけ生きるのが楽しくなった気がした。

そして自分で選んだ結果が正解でも、失敗したとしても
後悔が少ないことに気づいた。

そのおかげで、今回の問題も何とか解決出来たのだ。

選択をするために必要なモノサシ

心が動くほうに素直に従う

人は選択をするときにどれを選べば良いのか、迷ってしまい答えを出せないときがある。

私もそうだったが、
なぜ悩むのか？

それは、選択した結果が
正解でなければならないと思っているから。

私は今まで選択をするとき
「どれが正解か」
を時間をかけて熟考し選んでいたが、その結果にあまり満足したことがなかった。

あれだけ正解を求めて答えを出しても
「こうすれば良かった」
「ああすれば良かった」
と後悔することが多かった。

なので、選択しなければならない状況になった時迷わずワクワクする、楽しそう、素敵と思う方を選ぶことに決めた。

楽しい選択肢があるなら迷わずそちらを選ぼうと決めた。

どうせなら楽しいほうを体験したい。
心が動く方に素直に従うことにした。

だがもしも。

楽しい選択肢というレベルではなく、自分ではどうしようもない出来事がやってきてどれかを選ばないといけなくなったとき、そういうときはどうするか？

ゴール地点をハッキリさせる

どうしようもない問題が起きたとき、まずはゴール(目的)をハッキリさせておくことにした。

目的を決めるときに大切にしたのは、前向きな目的であることだ。

例えば、
『〇〇をやってみたい』
『愛があることを伝えたい』
愛ある、希望、大切にできているなど、自分で自分を好きでいられるような目的にした。

逆に不安や、恐怖、めんどくささが襲ってきたとしても、
『怖いけど、最終的に愛を伝えたられるとしたら今何をするべきか』
を考えて行動するようにした。

たとえそれが、その時の相手には自分が悪く写ったとしても。

相手にどうおもわれても、将来的にみていい方向へ行く道ならそれでいいんじゃないかと思うので。

辛いことでも、そこに愛がある選択ができているかどうかをきちんと見つめるように心がけた。

多少めんどくさくても大切にしたいことがあるなら
大切にしたいことを優先させてみる。
したいことをさせてあげる。

そうするとなぜか分からないが、何となくいい感じに解決出来たのだ。

流れに身をまかせる

それでも。

私がどうしようもない状況に出会ったとき、1番に気をつけていることがある。

それは流れに身を任せることだ。

私の思う「流れに身を任せる」は
焦らないといけないような状況であればあるほど焦らず待つ。好機を待つ。

やるべきことはやって、後は余計な動きはなるべくしない。

必ずと言っていいほどそういうときは向こうから状況が変化してくる。
動きが向こうからやってくる。
そのタイミングで、すかさず波に乗る。

そうすることで、すんなりと物事が進んでゆく。

まとめ

選択するには、まず

自分を信頼すること。
自分の直感を信じること。

そのためにはまず、日々の今の気持ちを大切にすること。

そして、その選択は愛が根底にあるか？
楽しい、ワクワクしているか？

恐怖や、逃げ、不安からしていないか？

まよったときは最初に感じた
「こうしたいな」
を大切にしてみる。

そして、それでも解決出来ないならあとは

時の流れに身をまかせてみよう。

流れに乗れば、自然と解決する方向に自分を運んでくれるだろうと信じて。

ではまた(*´︶`*)ﾉ