俺はnoteを書いている場合なのか?

 9月7日に5回目の受診へ行ってきた。前回に続いて、受診の日からこの文章を書くまでに時間が空いてしまった(それは悪いことなのか?)。何の為にnoteに書いているのかもよく分からなくなってきた。これに時間を割いている場合ではない気もする。
 初診が7月20日だから、もうそれから2か月程経っている。初診の日に薬をもらって、ほんの少しだけ症状が和らいだ気がするが、結局大きな変化は無い。先生の「ひと夏かけて良くしていきましょう」って言葉に期待したけれど、もう夏も終わろうとしていて、学校も始まる。
 今回は予約の時間が午後の診療時間の最初で、病院の前に15分程前に着いたが、まだ中には入れなかった。ドアが開くのを待っている時にトイレに行きたくなって、時間が過ぎるのが遅く感じた。意識のはっきりしない普段の生活では時間なんて一瞬で過ぎるのに、便意をまともに感じられる程の意識はまだあるみたいだ。
 ドアが開くとすぐにトイレに駆け込んだ。トイレを出て、いつもの場所に座って待っていると、カウンセラーが呼びに来た。そのタイミングでトイレに携帯電話を置いてきたことに気付いて、カウンセラーはマスクをしていなかったから、こういう顔だったのかと思いながら取りに行った。
 前回はカウンセリング相談だったから今回が本当の初回だ。
 夏休みはどうしているのかと聞かれたところから新潟へ行った話になって、妹のことが話題に上がった。そこから妹について聞かれて、答えていた。俺は意識を正常な状態に戻す為にカウンセリングをしているのに、なんで妹のことを話しているんだと、50分しかないのにこんなことを話してていいのかと思いながら答えていた。この人はやる気があるのかとさえ思っていた。
 我慢出来ずに、何をカウンセリングで話したら良いのか分からないし、今この話をしている意味もよく分からないと伝えた。カウンセラーは「精神の問題は、例えば癌とかみたいに、こういう治療ですってならないから探り探りでやっていくしかなくて、カウンセリングは特にそうで、妹のことも当てずっぽうで聞いている訳ではない」というようなことを言っていた。ああそうなのかと少し納得して、再び話が始まった。
 もうとりあえず今の病院に懸けるしかないと思っているから、従うしかないんだ。
 その後は、先生やカウンセラーが俺に対してどこまで本気になってくれるのかを考えていること、高校時代のこと、親のこと、人間関係を築くのが苦手なこと、友人のこと(3人くらいしか居ないけど)を話した。
 最後に次回の日時を相談する中で、理想のペースを尋ねた。カウンセラーは週1と言っていたが、なんせ1回8600円だ。今は親に借金という形でもらっているが、借金だからと気にして間隔が空いて症状が長引くよりは、今の時期にちゃんとカウンセリングをして治した方が(カウンセリングで治るのか?)社会にちゃんと出られて、お金も返せるようになると思うと言われた。確かにそうかもと思ったし、親は別に返さなくていいと言っているから、そこも考えなけれなばいけない。親のことも原因になっていると言われている訳で、それなら親に払わせてもいいとさえ少し思ってしまう。俺はどうしようもない人間なのだ。結局、次回は2週間後になった。
 その後の診察では、コロナにかかって熱が40℃近く出た時に、少し頭が冴えているような気がしたこと、俺の神経はどういう状態なのかということを話した。薬は、副作用の眠気を感じていないということで、また1錠に戻った。
 診察が終わると待合室にアイスが置いてあって、冷房が壊れているから食べていいとのことだった。アイスなんて久しぶりに食べた。毎年のことだが、今年も夏らしいことは特にしないまま夏が終わろうとしている。この日にアイスを食べたのが最も夏らしいことだと思う(なんて寂しい人生なんだ)。
 一昨日から意識の状態が少しだけ良い気がしている。原因は分からないが、なんとかこのまま治ってくれないかなと思う。もう疲れてしまった。あと、ここ何日かは風邪気味でもないのに微熱がある。もう自分の体調のことが全く分からない。おしえて、おじいさん。

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