#短歌の文化祭大賞
わをん 水沢穂波
「おえういあ」じゃなくてよかったあいうえお、あいうえおって子らのあかるさ
夜汽車ほど遠く響いたやさしさで僕が泣いても友達だった
2024年12月7日(土)、Xを舞台に大掛かりなイベントが開催された。
前夜からスペースを使って多様なゲストを招いた企画が行われており、普通の週末を過ごしながら少しずつでも聴ける範囲で聴き、大賞に参加し、楽しんだ。
大賞応募作は前日夜に準備した。
2首「連作」であること、タイトル必須であること──かなり練られたのであろう、絶妙なルールだった。ひとり2作品までという制限のなか、投稿受付時間の朝9時から15時まで、タイムラインに魅力的な作品が流れ続けて、それはもう特別な土曜日になっていた。
大賞には届かなかったけれど(最終選考のスペースで納得するしかなかった)、自分でも思いがけずにこうして作品を作ることができ、また、多くの方と同じ時間を共有して短歌を楽しみ学ぶ機会が得られて、ちばさと先生をはじめ関係の皆様に感謝しかない。よい1日でした。
明日、12/7(土)。1日だけで決定する短歌新人賞「短歌の文化祭大賞」。選考委員は大松達知さん、冨田睦子さん、國兼秀二さん。大賞、または選者賞の受賞者は、「短歌研究」誌の「十首の世界」の執筆者に推薦されます。要項をご確認ください。みなさんの新しい短歌、こころよりお待ちしております。 https://t.co/jaOp4McRkZ
— 千葉聡 12月『スペース短歌』(時事通信社)発売! (@CHIBASATO) December 6, 2024