【実録】ナポリタンを観光資源にする為に出来る事…。
前回のあらすじ
2014年2月22日、「八王子ナポリタン」プロジェクトが50店舗で一斉スタートし、盛大にキックオフを迎えました。
徐々に始めるのではなく一斉にスタートすることで、話題性が高まり多くのメディアが注目。
当日は各店舗が個性豊かなナポリタンを提供し、八王子はまるでナポリタンのテーマパークに。
イベントの成功が地元の期待感を高め、新しいご当地グルメとして八王子ナポリタンが街中で広がる一歩となりました。
※今までの記事をまとめたマガジン↓
八王子ナポリタン、夢の場所で実現!
『八王子ナポリタン』のキックオフから、特に印象に残った2つの特別な店舗を紹介します。
私が八王子ナポリタンを広める上で「ここで食べられたら最高だな!」と思っていた場所がいくつかありました。
その中でも、どうしても実現したかったのが「中央道石川パーキングエリア」と「大学の学食」でした。
サービスエリアで食べるご当地グルメって、旅の楽しさを一層引き立ててくれますよね。
そして、八王子は多くの大学が集まる学園都市。
学食に八王子ナポリタンが並べば、学生の心を掴めるんじゃないかとワクワクしていました。
夢を形にした2つの場所
その思いを持ちながら進めたプロジェクトで、ついに実現した場所が2つ!
それが『道の駅 八王子滝山』と『高尾山』です。
【道の駅 八王子滝山】~都内唯一の道の駅~
まず、紹介したいのは『道の駅 八王子滝山』
ここは、東京都内で唯一の道の駅で、毎週末には多くの観光客が訪れます。
この道の駅の駅長さんが、八王子ナポリタンの取り組みに共感し、「ぜひ協力したい!」と言ってくださり、メニューとして提供することが決定しました。
ナポリタンの内容は、シンプルですが、八王子産の地野菜をふんだんに使ったもの。
これによって、「八王子の味」を気軽に楽しめるメニューになり、観光客にも地元の味を広められるスポットとなりました。
【高尾山】~世界一の登山客を誇る観光地~
次に紹介するのは、八王子市を代表する観光地『高尾山』
世界一の登山客数を誇る高尾山で八王子ナポリタンを提供できたら、その知名度は一気に広がるはず。
そう考えた私は、すぐに行動開始!
企画書を持参して運営会社の社長さんに直接アポを取り、熱意をぶつけました。
「地元のためになるなら」と快く応じてくれた社長の◯◯さんのおかげで、高尾山での提供が決定!
高尾山の名産「とろろ」をかけ、季節の野菜でアレンジしたピリ辛の高尾山ナポリタンが誕生しました。
登山の疲れを癒す、特別な一皿が高尾山の新たな名物となったのです。
叶わなかった学食の挑戦
残念ながら実現には至らなかった夢もありました。
学食での提供を目指し、ある専門学校と交渉し、視察も行ったのですが、惜しくも導入には至りませんでした。
しかし、こうやって振り返ると、新しい挑戦への熱意が再び燃え上がりますね!
次回!八王子ナポリタンPRキャラクター「マスクドナポリタン」誕生秘話
今回は、私の夢を実現してくれた2つの店舗をご紹介しましたが、次回は【バカなる戦略】の代表作『マスクドナポリタン』が生まれるまでの物語をお届けします。
予想外の発想と行動力で生まれた、ちょっぴり奇抜で愛されるPRキャラクターの誕生秘話、お楽しみに!
続く…
※今現在は『八王子ナポリタン』立ち上げで得た特殊スキルを使って、三軒茶屋の『茶』を焼酎の『酎』に変えて【三軒酎屋】という『本格焼酎の楽園』を作ろうとしてます。↓