【実録】ついに【コンビニ弁当】になったぜ!ウラ側公開
八王子市内全域の小学校給食や東京ヴェルディ1969のクラブハウスで選手に八王子ナポリタンを提供したりと、日々の活動は多岐にわたっていました。
私たちが目指す「ナポリタン日本一の街・八王子」のため、認知度を少しでも上げるために、毎日試行錯誤しながらの活動が続いていました。
そして、そんな地道な努力が実を結んだのか、ある日突然、まさかのオファーが舞い込んできました!
なんと、某コンビニから「八王子ナポリタンをお弁当や惣菜パンとして販売してみませんか?」という激アツな話が来たのです!
このお誘いには、正直かなり驚きましたが、私にとってはまさに「願ってもない」チャンス!
給食の時と同様、これは断る理由などあるはずもなく、すぐに二つ返事で「やりましょう!」と答えました。
もちろん、コンビニ側からの監修料や報酬といったものはなかったのですが、それでも全く問題ありませんでした。
私の一番の目的は、「八王子ナポリタン」という存在をさらに多くの人に知ってもらい、しっかりPRすること。
それさえできれば十分だと考えていたからです。
※今までの記事まとめ↓
コンビニ版「八王子ナポリタン」の開発がスタート!
まず、惣菜パンとして提案されたのは、焼きそばパンの「焼きそば」の部分を「八王子ナポリタン」に置き換えるというシンプルなスタイルでした。
これなら、コンビニのお客さんにも親しみやすく、違和感なく手に取ってもらえるはずです。
コチラはスタイル的に問題ないので、パンで挟むことも考えながら美味しい『某コンビニ版八王子ナポリタン』の開発に取り掛かりました。
私からの要望として、「八王子産の野菜をふんだんに使い、具だくさんにした、ちょっぴり豪華な『八王子オールスターナポリタン』を提案したい」とお願いしました。
多少、販売価格が高くなったとしても、八王子ナポリタンの魅力がしっかりPRできる商品にしたかったのです。
コンビニ側との現実的な着地点
しかし、コンビニ側にもそれなりのリアルなデータや販売実績に基づくノウハウがあります。
彼らからすれば、どんなに魅力的な商品であっても、購買されやすい価格には限界があり、その価格設定こそが消費者に支持されるための重要なファクターなのです。
担当者の方から、「ナポリタンを販売する上限価格」というものが提示され、その予算内で材料を調整していくという形で監修が進むことになりました。
具体的には、ケチャップの風味を強めた味付けにすると、その分だけ野菜の量を減らさなければならず、逆に野菜を多めにしたいなら、ソーセージの量が減る…といったバランスの調整が必要でした。
いくつかのパターンを試し、その中で一番良いと感じたものを選び出すというプロセスが行われました。
監修とは名ばかりの地道な作業
実際のところ、監修といっても、私の役割は限られた予算内で実現できる範囲での調整にすぎませんでした。
しかし、それでも試行錯誤しながら、味とコストのバランスを見極め、一番良い「コンビニ版八王子ナポリタン」を作り上げることができたと感じています。
こうして、八王子産の野菜を取り入れ、ケチャップ感を引き立てた「コンビニ版八王子ナポリタン」とそれを挟んだ「八王子ナポリタンパン」が完成しました。
次は、この商品がコンビニの店頭に並ぶ日を待つばかりです。
さて、売上はどうなるか?
商品が完成し、いよいよコンビニの店頭に並ぶ日が近づいてきました。
果たして、消費者の反応はどうなるのか?
売上はどれくらいになるのか?
私の中には期待と不安が入り混じった複雑な気持ちが渦巻いていました。
この新しい挑戦がどういう結果をもたらすのか…。
次回の続報でお伝えしたいと思います。
続く…
まとめ
今回の経験からも学んだことは、どんなに素晴らしいアイデアであっても、現実的な要素を取り入れて調整していくことが必要だということです。
ビジネスの現場では、夢や理想だけではなく、データや経験に基づいたアプローチが求められることを改めて実感しました。
そして現在、私はナポリタン日本一の街作りの経験を活かし、三軒茶屋の『茶』を本格焼酎の『酎』に変えて【本格焼酎の楽園 三軒酎屋】というエリアブランディングに挑戦しています。
ぜひ、現在進行形の活動も応援して下さい。
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