【実録】「ナポリタン×高尾山」八王子が仕掛ける観光客引き込み作戦とは
現在進行形では【三軒茶屋を『本格焼酎の楽園』にしようとバタバタと様々な活動をしてるクレイジー極まりない男が、この活動をする以前、どんな活動をしていたのか…。
八王子市が「ナポリタン日本一の街」を目指す理由とその戦略
八王子市がご当地グルメにナポリタンを選んだ背景には、学生たちのニーズに応えるだけでなく、街全体を活気づけるという大きな目的があります。
そのために、八王子市は「ナポリタン日本一の街」として全国的に有名になり、観光客を呼び込むことを目指しています。
この戦略が、八王子市の経済を大きく活性化させる可能性を秘めているのです。
なぜ「ナポリタン日本一の街」を目指すのか?
現在、どの都市も「ナポリタン日本一」を名乗っていないため、これは八王子市にとって大きなチャンスです。
たとえば、栃木県宇都宮市は「餃子の街」として成功し、全国から多くの観光客を呼び込みました。
八王子市も同様に、「ナポリタン日本一の街」を目指すことで全国から注目を集め、観光客に愛される街になる可能性があります。
高尾山からの登山客を中心市街地に導くために
高尾山は年間約300万人が訪れる人気の観光地ですが、これまで登山客は山を下りた後、すぐに帰宅してしまうことが課題でした。
せっかくの観光資源が点で終わってしまってるのです。
この高尾山という点と中心市街地という点を結んで線にするという策が中々ハマらず八王子市のジレンマは続きました。
しかし、もし八王子市が「ナポリタン日本一の街」として知られるようになればどうでしょう?
「せっかく高尾山まで来たのだから、日本一のナポリタンを食べて帰ろう」という心理が働いて、登山客が市街地へわざわざ足を延ばす理由が出来るので、線が成立する期待が出来ます。
経済効果の試算
仮に高尾山の登山客の10%が中心市街地に立ち寄り、1人あたり1,000円を使った場合、年間で約3億円の経済効果が生まれます。
もし20%が立ち寄り、1人あたり2,000円を使うと、経済効果は約12億円に達します。
これにより、市街地の飲食店や商店が活性化し、雇用の増加や地域経済の好循環を生む可能性が広がります。
「八王子ナポリタン」の共通ルール――刻み玉ねぎのトッピング
八王子市は、「ナポリタン日本一の街」を目指すために「八王子ナポリタン」に共通ルール(定義)を設けました。
その一つが、「刻み玉ねぎのトッピング」です。
八王子ラーメンの特徴を取り入れたこのルールにより、八王子ナポリタンは独自のアイデンティティを持つご当地グルメとして確立され、観光客にも「これが八王子らしいナポリタンだ」と感じてもらえるでしょう。
八王子市の未来――ナポリタン日本一の街を目指して
八王子市がナポリタンを選んだのは、学生たちのニーズに応えるだけでなく、観光客を呼び込み、街全体を盛り上げるためです。
ナポリタンはまだどの都市も「日本一」を名乗っていないため、八王子市が先駆けてブランドを確立すれば、全国的に有名な街になる可能性があります。
「八王子ナポリタン」に共通ルールを設けることで統一感を持たせ、観光客にわかりやすく魅力的なご当地グルメを提供することで、地域全体の活性化を目指します。
※下記は始めての有料記事です!一所懸命書きました!笑