【実録】ナポリタン日本一の街を名乗る為に必要なこと
前回のあらすじ
ケチャップメーカーの本社でプレゼンをした私は、緊張で言葉がまとまらず、アウェイ感を強く感じていました。
しかし、△△部長は私の話の要点を丁寧に整理し、前向きな返答をいただきました。
「ナポリタン日本一の街」構想に興味を持ってくれ、驚きのバックアップを提案され、私は内心大興奮。
こうして、八王子をナポリタンの聖地にするための大きな一歩を踏み出したのです。
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計画なしの電話から始まった奇跡
無計画にも、某ケチャップメーカーのお客様相談窓口に「ナポリタン日本一の街を作りたいんです!」と突撃電話をかけた私。
その無茶ぶりに自分でもそりゃ驚いていました。
しかし、さらに驚いたのは、その後の展開でした。
なんと1週間後には、東京本社の会議室で、秘書付きの部長さんと「ナポリタン日本一の街をどうやって作るか」を真剣に話し合うところまで進んだのです。
こんな奇跡的な展開、まさか自分が経験するとは思いもしませんでした。
※ちなみに現在は世田谷区三軒茶屋を本格焼酎の楽園にしようとしてます↓
得られた大きな後ろ盾
「某ケチャップメーカーのバックアップ」という強力なサポートを手に入れ、八王子に戻った私はやる気に満ち溢れていました。
ではこの今現在の状況を垣間見ての次の行動を考えよう!
「ナポリタン日本一の街」を実現するためにまず必要なもの…。
それは【エビデンス】ーー信頼できる確かな根拠だと考えました。
これがなければ、このプロジェクトは切れ味がない、歯切れが悪いフワッとしたモノになってしまうと思いました。
エビデンスの壁を乗り越えるには?
宇都宮市が「餃子の街」として成功を収めた最大の理由としてあげられるのは、総務省が算出し、オフィシャルで発信してる『1世帯あたりの年間の消費量』という明確なデータがあったからです。
しかし、ナポリタンにはそのような公式なデータが存在しません。
ケチャップの消費量を基にする案も考えましたが、それでは説得力に欠けます。
「ナポリタン日本一の街」を堂々と証明するためのデータを、どう捻り出し作り出すか、ここが一番の課題でした。
答えを見つけた瞬間
何度も頭をひねった末、ついに私なりの答えが見つかりました。
それは「ナポリタンを提供する飲食店の数」をエビデンスにすることです。
八王子市は57万人という人口を持つ中核市。
※ちなみにこの数字は鳥取県の人口とほぼ同じです。
このスケールメリットを活かして、「ナポリタンを提供する飲食店の数日本一」を目指すことが、現実的でかつわかりやすい目標だと気づいちゃいました。
目標は50店舗!
次に考えなければならないのは、「日本一」を名乗るためには、具体的に何店舗のナポリタン提供店が必要かということです。
私はいろいろ考えましたが、まずは50店舗を目標にすることを決めました。
何故かと言うと、やはり20店舗では若干少なすぎるし、かと言って100店舗は最初の目標としては少し大きすぎるし…。
だからこそ、50店舗は現実的かつ十分なインパクトがある最初に目指すマイルストーン的数字だと判断したのです。
次なる挑戦は?
目標は50店舗に決まりました。
では、その50店舗をどうやって集めて、その店舗をどう動かすのか…。
次に考えるのは、この具体的な行動計画です。
続く
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エンディング曲笑