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【実録】10年後のソウルフードを目指すナポリタン

前回のあらすじ

『八王子ナポリタン』のキックオフで特に印象深かった2つの店舗を紹介。

夢の場所で実現させたかった「中央道石川パーキングエリア」と「大学の学食」
その思いが実現したのが『道の駅 八王子滝山』と『高尾山』
滝山では地元野菜を使ったナポリタン、高尾山では「とろろ」と季節の野菜でアレンジしたピリ辛ナポリタンが誕生し、観光客に地元の味を広めた。
一方で、学食での提供は叶わなかったが、挑戦への熱意は続く。

学校給食に『八王子ナポリタン』が登場!未来への一皿

※今までの記事がまとめて読めます。↓

2014年2月22日、【ナポリタン日本一の街・八王子】を目指してスタートした新たなご当地グルメ『八王子ナポリタン』
50店舗でのキックオフが大成功し、多くの方々の応援を受けて盛り上がりました。

そしてこのプロジェクトに、もっともっと追い風となる、嬉しい展開が待ち受けていたのです。

『八王子ナポリタン』の3つの定義

『八王子ナポリタン』には3つの定義がありました。

1. 刻み玉ねぎをトッピングする

2. 八王子産の食材を1つ以上使う

3. 八王子に関連する要素を持つ


この中で、今回は「八王子産の食材を使う」という2つ目の定義が刺さり、大躍進する事になった出来事を1つ。
なんとこの定義が、ある事により学校給食との思いがけないコラボを生み出すことになります。

刻み玉ねぎたっぷり

予想外の提案――学校給食への挑戦

キックオフからしばらくして、八王子市の教育委員会から突然の連絡がありました。

以前から面識のあった方でしたので、深く考えず早速会いに行くと、とてもとても興味深い提案が…。

「6月は“食育強化月間”で、子どもたちに地元の食文化を伝える一環として【地産地消】の教育というものがあります。

『八王子ナポリタン』の“八王子産の食材を使う”というルールがその趣旨にピッタリ合うので、ぜひ学校給食で提供したいんです!」

八王子産野菜をトッピング

地元を知る一皿で未来を育てる

この提案を聞いた瞬間、私は興奮を抑えきれませんでした。
子どもたちに八王子産の食材で作られたナポリタンを食べてもらうことで、地元の食文化に触れてもらえる。

しかも、将来「八王子といえばナポリタン!」と自然に語れる世代が育つ可能性もあります。

新しいご当地グルメ『八王子ナポリタン』とか市民の知らないとこで、発進してたので、市民の多くは「ご当地グルメがナポリタンなんて突然出てきても戸惑うなぁ」と思われるかもしれません。

しかし今回の話で、10年後には学校給食で八王子ナポリタンを食べて育った子どもたちが、たくさん社会に出て来て「八王子のソウルフードといえばナポリタン!」とすんなり言う日がやってくる――そんな未来を夢見て、私は教育委員会とガッチリと協力体制を築く事にしました。

八王子ナポリタンの幟が目印

某ケチャップメーカーの力強いサポート

この話をすぐに某ケチャップメーカーさんに報告すると、思いがけない大きなサポートをいただきました。

「ぜひ子どもたちのために力になりたい!」と、給食で使うケチャップを全て提供してくれることになったのです。

八王子産の食材に某ケチャップメーカーの味が加わり、まさに八王子ナポリタンが完成する瞬間に向けて、また一歩前進しました。

次回は給食のメニュー開発と提供の日!

この学校給食で『八王子ナポリタン』を提供するという取り組みは、プロジェクトにとって大きな一歩。

次回は、どのようなメニューが生まれたのか、そして提供当日の様子や子どもたちの反応などをお伝えします!

どうぞお楽しみに!

続く…

※ご当地グルメの立ち上げで身につけた特殊スキルを使って、現在は三軒茶屋を本格焼酎の楽園にしようとしてます↓是非応援のスキ&フォロー宜しくお願いします。

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