やっぱりAI開発は楽しいですね。形になったときに達成感があります!~社員インタビュー#14
「AI開発は必ずしも目標の形まで創り上げることができない可能性がある点が難しいところでもあり、やりがいのある部分でもあります。」
今回は、トリプルアイズの若きスーパーエンジニアのTさんに、これまでの経験やAI開発のやりがいなどについて伺いました。ぜひご一読ください!
―新卒で入社されたのですか?
2019年4月に大学卒業と同時に入社しました。母校の山形大学で行われた福原前社長の会社説明会でトリプルアイズを知り、採用面接を受けました。その時期ちょうどプログラミングやAIに興味が湧いて勉強していた時期だったので、AIの研究開発に取り組むトリプルアイズで働いてみたいと思いました。大学院進学かトリプルアイズ入社か、という2択で検討しており採用となったため入社しました。
―入社後はどんな業務を担当されたのですか?
研修期間を終えてAIZE開発に配属されました。AIZEの研究開発に携われたのは運がよかったと思います! 私が担当することになったのは男女識別の性能向上です。モデル自体はできあがっていたので、性能向上のための追加学習を行いました。GitHubや論文から合いそうなネットワークを探し、画像を入れて学習させる作業を行いました。くり返し作業するうちにいつの間にか性能があがっていて、周囲にも評価いただき、気づいたら新人賞を受賞していたという感じです(笑) 入社して間もない時期にこの業務に携わり、貴重な経験を積むことができたと思います。
―その後の経験や現在の業務について教えてください。
男女識別の性能向上のあとはAIZE API関係の業務に携わり、落ち着いたタイミングで異動しました。文章校正AIサービスのWebアプリ開発に携わりました。それまでは研究開発をやっていたので、Webアプリ開発は新鮮で楽しかったです。また以前は扱える言語がPythonのみでしたが、その仕事ではJava、JavaScriptも必要なので学びました。新しい言語を扱えるようになったことも楽しいと感じています。現在はお客様の作業軽減のためのシステム開発を行っています。
―さまざまな業務を担当されるなかで仕事にやりがいを感じるとき、また大変だと感じるのはどんなときですか?
ものができあがった時はうれしいです。AI開発でモデルが完成したり、性能があがったりしたときですね。またアプリでも機能拡張の区切りがついたときはやりがいを感じます。大変だったことは…覚えていないです(笑) 忘れっぽいんです。
―AI開発とほかの開発とでは、どんな点がちがいますか?
AI開発は必ずしも結果が出るものではありません。目標の精度に到達するか分からないという点がほかの開発とはちがいますね。例えばアプリやAPIは作るものが決まっていて、それを作ることがゴールにあります。流れとしては、コードを書いて、動くかを確認して、終了、という形です。しかしAIの場合はコードを書き、動くか確認をして、その後に学習して、学習した結果を見る、という形になります。必ずしも目標の形まで創り上げることができない可能性がある点が難しいところでもあり、やりがいのある部分でもあります。やっぱりAI開発は楽しいですね。達成感があります。
―趣味や休日の過ごし方を教えてください。
YouTubeで「AmongUs」というゲーム実況を観ることにハマっています! 人狼系のゲームで配信者さんたちの掛け合いがおもしろいですね。短期間なにかに熱中し、飽きたら別のものにハマって、と短いサイクルでブームが変わっていくかんじで、今はYouTubeにハマっています。ひとつ前のブームはゲームでした。マイクラ(MINECRAFT)をやっていましたね。ある程度攻略したなと思ったらどっぷりハマらずに辞めます。YouTubeブームはもう少し続きそうです(笑) 家の中でエアコンを効かせてYouTubeを観るのはコロナ禍においても快適でおすすめです。
―トリプルアイズはどんな会社だと思いますか?
親切な人が多いと思います。先輩も優しく教えてくれます。現場で上司の方々の技術力が頼りにされているのを見るとすごいなと感じます。私も色々な開発に携わり、いずれはそうなっていきたいと思います。同じことだけやっていても新しいものは創りだせないと思うので、挑戦を続けたいです。
―若手社員の方、エンジニアを目指す方へメッセージをお願いします。
私は未経験で入社し、分からないことがたくさんありました。まずは自力で答えを探す経験がとても大事だと思います。ただ、その上でどうしても分からないことは知っている人に頼ることも時間を無駄にしないという意味でも必要だと思います。また仕事では何かひとつのものができあがったり、性能があがったり、一区切りつくと達成感を味わうことができます。そこにたどり着くまでは大変なこともありますが、そこまではぜひがんばってください!