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だから、私はソシャゲをやめた
はじめに
前回の記事を書いてから4年が経った。
いや、どちらかといえばアカウントの存在を4年ぶりに思い出した、という表現のほうが正しい。
人間、4年も経てば何かしら変化があるものだ。
例えば、仕事。
今は、4年前とは全く異なるIT業界で働いている。
それから、住まい。
住処も何度か変わり、今の場所に落ち着いている。
趣味に関しても、海外サッカーやVtuber、サウナなど興味の幅が薄く浅く広がった。
あれこれ書き出してはみたが、ここでは自分の中で取り分け大きな変化の一つを掘り下げてみたい。
それは「ソシャゲをやめた」ということである。
「そんなの大した変化じゃないだろう。どうして君の人生はいつもちっぽけなんだ」という人がいるのもごもっともだ(いや、最後の一言は余計だし誰だあなたは)。
しかし、ソシャゲをやめたことで自分には割とプラスの効果が働いた。
正直当たり前なことばかりなのだが、あえて記事に書き出してみた。
注意
読み進める前(そもそもココまで読んでくださることに感謝)に一つ注意してほしい。
これはあくまで個人の感想で、ソシャゲは決して「諸悪の根源」ではない、ということだ。
巷で人気のソシャゲは、素晴らしいストーリーやキャラクター、世界線を持つなど作品としてとても素晴らしいものが多い。
なぜ多くの人々を惹きつけるのか、その理由がしっかりわかるような作品たちばかりだ。
実際、やめたソシャゲたちのキャラやストーリーなどの世界線は今も大好きだ。
ただ、どんなに効く薬も美味しいものも容量を著しく間違えれば害になるように、何事にも一人一人に適したバランスも存在する。
あくまでも現時点でのあるおっさんの感想として、鼻の掃除をするくらい気軽に見てほしい。
効果
ソシャゲをやめてみて得られたプラスの効果は、以下の3点だ。
他のことに目を向けることができる
義務感から解放される
やりたいことを行動に移せる
1. 他のことに目を向けることができる
1日のゲーム時間が例え短い時間だとしても、やり込むとだんだんゲーム以外の時間でもゲームに関して考える時間が増えてくる。
例えばメディアミックスコンテンツや、SNSなどだ。
その作品自体をよく知ろうとして、そのことばかり考えるようになる。
だが、ソシャゲをやめてみて「自分の人生」というゲームについて立ち返ったとき、割とできることや選択肢の多さに気がついた。
2. 義務感から解放される
デイリーログイン、イベントログインボーナス、定期的なコンテンツ配信…などなど、ゲームにプラスになる様々なコンテンツが存在する。
始めのうちはレベルアップしていく楽しさで時間をかけてやっていくが、ある程度のところまで達すると「やらなきゃ」の領域になってくる。
この領域に入ってくると、だんだんとしんどいものになっていく。
そこから解放されたことで、いくらかの精神的余裕が生まれた。
3. やりたいことを行動に移せる
実利的にこれが一番大きいかもしれない。
今まで使っていた数万円を使わなくなるのだから、その分別のことに使える。
そして、これが1番の「他のことに目を向けることができる」により、目を向けたことを行動に移すためのお金になる。
それが将来のための投資や、スキルアップなどの自己投資、ちょっと生活をよりよくするためのグッズを買うことだってなんだっていい。自分のケアのためだっていい。
実際、この記事も心身リフレッシュのための日帰り温泉の帰りに書いている。
おわりに
何度も念を押すが、これは皆に「ソシャゲやめようぜ!」というメッセージを送る意図は全くない。
たまたま、自分にあう形が「ソシャゲをやめる」ことだっただけだ。
自己管理がしっかりできる人は、課金と自由に使うお金をバランスよく管理できるだろう。また、時間もうまく管理して、うまく付き合っていけるのだろう。
もっとお金を持っている人は、どちらにも十分にリソースを避けるだろう。
これは、あくまで「わりとこの選択してよかったなぁ」と感じたおっさんの感想の垂れ流しである。
ただ、万が一自分の考えが他の人にプラスの影響を与えることがあったなら、それに代わる喜びはない。
追伸:また次の記事が数年後になるかもしれませんが、何か書きたいことがあったらまた戻ってきます。