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一万円選書の選書カルテがくれた自分と向き合う時間

どうも!書くこと、読むこと、撮ること、食べることが大好きな未来(Miku)です。


4月の後半に、とても嬉しい連絡がありました。
詳細な「選書カルテ」をもとに、その人に寄り添った本を選んでくれるいわた書店さんの「一万円選書」に当選したのです!


以前、やってみたいことの一つとして「北海道のいわた書店の店主・岩田さんに選書をしてもらいたい」と記事に書きました。

インタビューなどで岩田さんのことを知るにつれて、「きっと岩田さんなら今の私に新たな気づきを与えてくれるような本と出会わせてくれる」と強く感じ、いつか岩田さんに選書をしてもらうんだと心に決めていました。


その夢が、こんなにも早く叶うことになったのです!


いわた書店の「一万円選書」は年に2回募集があり、抽選は毎月行われます。記事を書いた1月から次の募集をずっと楽しみにしていました。

4月!ついに「一万円選書」の募集が開始されました。
受付期間は1週間と短いので、当たりますようにと心を込めて、早々に応募しました。

ですが、とても人気で、なかなか当たらないと言われている「一万円選書」。
初めての応募で当たったらめちゃくちゃラッキー、何度目かの応募で当たればいいなと長期戦になる覚悟でいました。


なのに1ヶ月も経たないうちに当選の連絡が・・・涙
驚きで、何度もメールを見ました。嬉しい!嬉しすぎる〜!!


岩田さんに選書していただくために、まずは「選書カルテ」を記入してお送りします。

メールに添付されていた「選書カルテ」を早速読んでみました。

読書歴からはじまり、家族構成、仕事の内容、これまでの人生でうれしかった事、苦しかった事、その他にもいくつか質問が書かれていました。

・10年後のあなたはどんな人になっていますか
・これだけはしないと心に決めている事はありますか
・いちばんしたい事は何ですか など


うん、すごい。簡単には答えられない質問ばかりだ。これは心して取り組まないといけない。


提出締切日の当日まで悩んで、考えて、何とか書き上げて、私の「選書カルテ」をお送りしました。



とても大変だった「選書カルテ」を作る時間ですが、本当に良い時間になりました。

この時間をいただけただけで、「一万円選書」をして良かったと思うほどに、今の私にとって意味のある時間でした。


いろいろな質問を通して、これまでの人生を振り返り、これからの人生を考えていくと、自分の変化に気がつきました。

コロナ禍、結婚、そして自律神経の乱れによる体調不良を経験し、自分の中で考え方や大切にしたいものが大きく変わっていました。

そして、そこが変わったから、これから「どんな自分でいたいか」も変わってきて、「やりたいこと」にも変化が出てきているんだと腑に落ちました。

自分の中で最近感じていた「新しいフェーズに移行した感覚」の正体が分かった気がします。


「選書カルテ」の質問について考えることは、過去の自分、今の自分、未来の自分と向き合うことでした。

新たなやりたいことを見つけ、進み始めたばかりの今、じっくり丁寧に自分と向き合う時間をもてて、本当に良かったです。


お会いしたこともお話ししたこともないけれど、きっと岩田さんなら真摯に私の想いと向き合ってくれると信じて、「選書カルテ」には私の弱い一面や苦しかったときのことなども赤裸々に書きました。

あの「選書カルテ」を読んで、岩田さんはどんな本を選んでくださるのでしょうか。楽しみで楽しみで仕方がありません。


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