AIに自作短編小説を読ませて評価させる その4 【やらない方がいいこと】
さて、表題の件です。
まず1つ目。
それは自分以外の方が権利を持っている作品の評価をさせることです。
読み込ませた作品をAIは記憶する場合があります。
記憶するかしないか、記憶した場合にそのデータがどのように使われるか、それは使用するAIに関するドキュメントを精読しないとわかりませし、してもわからないかも知れません。
また、読み込ませた作品の権利が誰にあるのか、AIには知るすべのない場合もあります。
web 上で入手した知名度のない作品を、自分の作品だと偽って入力されたら、AIはそれを簡単に信じてしまうでしょう。
この部分、どれだけ厳密にAIを設計したとしても完全にクリアにすることはできないように思えます。
ですから、手軽にAIの機能を利用するにあたって、トラブルを避けるためにも、自分以外の方が権利を持っている作品の評価をさせることは避けた方がよいでしょう。
次に2つ目。
それはAIの出力した作品評価に対して、その評価の内容によって、あなたの回答を使い分けたりしないこと。
例えば、作品を肯定的に評価した出力に対しては肯定的な回答を返し、作品を否定的に評価した出力に対しては否定的な回答を返していると、AIはあなたの作品を肯定的に評価する頻度が高くなるかも知れません。
自分の作品を、より正確にAIに評価してもらうためには、そのような行為は避けた方が良いと思います。
以上2点、自分の作品をAIで評価してきて気づいたことです。
他にもあるかも知れませんが、とりあえずはここにあげた2点に注意して頂ければ幸いです。