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私は、実は何もしらないんじゃないか?
常に常識を疑うことの大切さを説いたモンテーニュ。
『我何をか知る』。
情報には全て何か意図があるものだとして、その人はどうしてそれを発信してるのか、どう思わせたいのか。ネットに溢れる様々な意見も、この人がこの人を褒めてるのは何でか?この人がこの人を批判するのはなんでだろうか?
そして情報や発言に対して大切なのは、自分の外に答えを求めるのではなく、自分の中に答えを求める事とモンテーニュは懐疑主義を持ちます。
情報に溢れる世界だからこそ、きちんと自分はどう思うのか考える必要があり、考えは言語化しないと明らかにならない。これは哲学の基本でもあります。
言葉に出来ないような場合は知恵とは言えないと。
ネットで得た情報の殆どは直ぐに忘れてしまうのは、これが理由だからかもしれません。
『他人の知識によって物知りになれたとしても賢くなるには自分自身の知恵によるしかない』
自分の考えを言葉にする習慣は、自分の思考を磨くことになります。
情報に振り回されず、自分で自分に問い、自分の意見を自分の言葉でアウトプットする習慣を持つように心がけないと、自分の考えの無いバケモノになりそうだなと危機感を持っています。