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飲食店未来学16:日中戦争のリスク回避~国産食材の確保を真剣に考えよう!
私の知っているところでは、弁当店、ファミレス、コンビニ、冷凍食品
メーカー、全国規模の丼チェーンなどが中国産食材を使っています。
今の状況では、
全面戦争にはならなくても、局地戦(沖縄方面・台湾エリア)が起こる
可能性は十分あると思います。
しかしどこからも、中国産食材が途切れるかも?という声は聞こえません。
![](https://assets.st-note.com/img/1692317946633-TIraOw9cJy.png?width=1200)
中国産で多いものは、
●魚介類・・・・うなぎ、冷凍マグロ、三枚おろしのフグなど。
●野菜・・・・・生ニンニク、しいたけ、白ネギ、お米、野菜類全般。
漬物類、こんにゃく類など。
●肉・・・・・・豚、鶏、鶏卵など。
一度弁当店仕入れ調査をしましたら、加工食品も加えると、
弁当に使う食材の60%以上が中国産でした。
〇価格が国産より安い(半額以下)
〇しいたけなどは、規格がそろっているから使いやすい
〇以前よりは安全な食材が増えたという感覚
「日本は輸入食材の17%を中国から仕入れている」
🥭中国は全面戦争して貿易売上がゼロでいいとは考えていない
~しかし途切れれば、飲食店はお手上げです!
<解決策につながる道>
1,少なくとも3か月分くらいの使用量は確保する
これには資金が必要になります。
2,個人飲食店が結束してグループ仕入契約をする
5店舗でも10店舗でもいいのです。
ある程度の取扱量があれば、食材卸会社は耳を傾けてくれます。
全部の商品という訳にはゆきませんが、30%でも40%でも安定供給
できるように食品卸会社と協定を結ぶべきと思います。
3,野菜や肉の生産を自ら行う仕組みを持つ
これは決心がいることですが、大手の飲食企業はいまドンドンこれを
推し進めています。
飲食企業の将来性は、食料の生産とリンクすべき時代です。
安定供給とコストの安定化のために生産を手がける
ことを視野に入れましょう!
4,使用するメインの食材を絞り込んで、国産食材100%にする
これもひとつの方法ですね。
農業者が生産した食材を廃棄せずに、買い取ることも必要です。
お店の食材のしくみを見直す良い機会と思います。
🥭苦難は強くなるための「試練」と思うこと
これは私の信条ですが、
生きている限りは、目の前の壁は撃破しなければなりません。
●どうしたら壁を取り除けるか?壁を認識する
↓
●正攻法(直球)で解決するか?変則な方法(変化球)で解決するか?
解決すべき要素でどちらかを<遊び心で>選んでよいと思います。
↓
●100%はうまくゆかなくても、まあまあ許せる合格点の手段を決める。
↓
●実行する
↓
●結果が思わしくなくても、「絶対に後悔しない」こと。
*後悔した時点ですべてがストップします。
↓
●再度最初に戻って、問題になる「壁」を乗り越える方法を考える。
*気分を変え、見方を変えて再度チャレンジする。
↓
●壁は気がついたら溶けてなくなっています!きっと!
*壁というデメリットが、メリットに変わるかもしれません。
人生で勝つ秘訣はあきらめないこと
これしかないと思います。
(了)
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![オードリー7|🥕飲食店研究家](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/90222992/profile_7eb17812a972b110e06b527ddeeb83fe.jpg?width=600&crop=1:1,smart)