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個人飲食店主が乗りこえる税務署対策、金融機関対策のコツ=飲食店の困ったを解決相談所大分

 上記のAmazon Kindle本は、私(オードリー7)が、流石種のネームで
約1年間かけて書き下ろした「値上げ対策」に特化した本です。

 多くは、noteの方々から学んだことが文章力になり表現力になりました。
これからも、
困った時は、知ることができるKindle本を可能な限り生み出してゆきたいと
思っています。
 まずは人生の集大成として、知り得たこと、学んだことを、
「すべて出し尽くす」ことに専念します!

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いま飲食業界では、かろうじて生き残ってきた飲食店に対して、
公的サラ金とも言うべき「税務署」さんからの消費税の3年分の取り立てが
果敢に行われています。

 私の知りえる防御のコツをお知らせします。

🍌税務署対策のコツ

まずは下の表をご覧ください。
税務署さんと金融機関さんに伺った時の「うまくゆきやすい経営者像」を
まとめてみました。


あくまで私の体験と見聞きしたことをまとめたものです
(絶対うまくゆくという保証は致しません)*演技の真実味が異なるため

🍓コツ1:消費税の支払いで呼びつけられたら、
 「お金がない」イメージを強調して訪問する


 税務署の担当官は、人を見てどのように、溜まりに溜まった消費税を
取り立てるか、観察しながら計算します。

 いかにも取り立てやすい感じの身なりや雰囲気では、まず遠慮なく
攻めてきます。

髭はぼうぼう、髪はボサボサ、寝不足顔で目やにがついている、顔色が
良くない、服はよれよれ。
・わざと車の中で髪をボサボサにする
・前もって2日間は髭を剃らない
・いつもより2時間早く起きて、寝不足顔にする
・安もののネクタイを曲がってしめる
・時計をしない、または安物を身につける

これだと、どんどん取れる雰囲気ではなくなりますね。


🍓コツ2:信用をつけるため時間を守る


 恐らく滞納金が多額の場合は、奥の事務所の中の、まるで押入れのような「応接部屋」に通されることになります。

下記にあるように、誓約書を書かないと返してくれません。
もし強硬に帰れば、改めて出頭するか、差押えです。
だから、1度でけりをつける方が得策です。

その1番大事な最初のことが、「出頭する時間を守る」です。
これは、誓約書を書いても、信用できないになると、後が面倒です。

私もかって、この応接に通された時に、あれっおかしいな?と思いました。

税務署さんは、心理的に追い詰める作戦の閉じ込め部屋を作って
いるのです。

ここで、ビビったら相手の思うつぼ。
わざと10分とか待たされます。不快になり早く帰りたいという気持ちになるのを待っています。

🍓コツ3:支払う意思があるとちゃんと伝える


 支払う意思があれば、誓約書の作成、後日の支払いになります。
支払う意思がない場合は、差押えをして税の取れる保全を行います。
されたことはありませんが「赤紙」を貼られる。

流れ
滞納の明細を説明➡支払う意思があるかを聞いてくる
支払う意思があれば➡どのように支払うか聞いてくる➡誓約書の作成をする
➡支払える金額で意見のやり取りをする

の流れになります。


🍓コツ4:月々の「支払金額」が本命の攻防戦です!


 ここが税務署さんの攻める側と、飲食店主の守る側の攻防です。
私の場合は、「忙しい税務署職員さんが避ける時間は1件1時間以内」と踏んで、何時間でも粘る覚悟で臨みました。(30年前の赤字経営時代)

私の場合の理由
・個人経営なので、病気になったり、契約先がなくなると支払えない
・1件当たりの収益が少ない
・収入が不安定
・開業以来ずっと赤字が続いている
・お金はないが、税金なので支払う意思はちゃんとある
と伝えました。

訪問して90分近くの攻防の末、
「月額1万円」で払い続ける誓約書を書きました。
税金の内容は、総額55万円、うち本税の未納が15万円、数年間の延滞金の
利子の延滞金が40万円でした。

結局それから2年半くらい支払って、税務署さんから通知がきて、
「収納年限が切れたから残りの25万円は徴収放棄します」とありました。
その当時は、税金の収納に年限があることも知りませんでした。

🍓コツ5:税務署という「公権力」とはケンカしない


 これも大切。ケンカしても、相手は税金の差押え権限を持っていますから、太刀打ちできません。

商売をするための車や機材がなくては話になりません。

 ケンカするより「泣き落とし」する方がまだましです。
まあ、そうそう泣き落としは通用しないと思いますが。

🍓コツ6:誓約書通りに支払うか、支払いできなければ
     事前に通知する

 
これが大事です。
私も、1月だけ、振り込みできなかった月がありましたが、
見せしめのように呼び出されて、再度「誓約書」を書かされました。

どうしても約束を守れない時は、小まめの連絡しましょう。

そして、
1年間で支払った消費税は、まだ未払いが出ますが、
12月で残った分は、翌年に繰り越しです。
でも、それは、
こちらから念押しすると、きつく攻められます。

税務署さんは、国家規模の「取り立てや」です

柔軟に対応して、潰れない程度の支払いに応じて、
お店を再建して復活しましょう!

ここまで生きのびたら、勝ち残るしかありませんね。


金融関係さんのコツ
・身ぎれい
・言葉ははきはき
・時間を守る
・約束した書類はきちんと準備して出す

他の人に頼んで作った事業計画書でも、ちゃんと内容の説明ができるよう
 にしておかないと、バレバレになり、融資は不能になります(*要注意)

何ごとも、本気でできない場合はしなくてもいいのです。

「面談の時間内だけ」、役者になってください。
そして、言ったこと、したことは守ってください


(了)



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オードリー7|🥕フードビジネスクリエイター
飲食コンサルタント業30年の経験を通じてお知らせしたいこと、感じたこと、知っていること、専門的なことを投稿しています。 ご覧になった方のヒントになったり、少しでも元気を感じて今日一日幸せに過ごせたらいいなと思います!よろしければサポート・サークル参加よろしくお願いします