食べ塾43:人手不足はお客様のセルフを10%OFFで買上げて協力してもらおう!
私の予測では、冬を乗り越えてコロナ禍がもっと安定的に減少する
来春4月以降でないと、飲食店の人手不足は解消できないと思っています。
●稼げなくなって飲食業以外の仕事を探した
●稼げなくなって、2店舗~3店舗の掛け持ち勤務をし始めた
いずれにしても、欠員比率が50%になっている状況です。
実態が70%回復基調ですから、今時点でギャップが▲20%です。
■お客様の戦力化で乗り切ろう!
お客様もじっと座ったままで長い時間待たされるのは嫌です。
よく常連さんが他のお客様に料理の橋渡しをしていることがありますね。
あんな感じで、
自分の席の料理とドリンクの提供と片付けは、
お客様側でしていただきます
■お礼にすべてのご利用料金の10%を
割引しましょう!
一人の方に2時間働いたら飲食代がただといっても、
大半の人はできません。
団体の宴会で、お1人様に指名でサービス業務をしていただき、
10名様の宴会でしたら、「1名分は無料」というのも、
おまえがしろ!”と言われた人はいい気がしません。
気軽に手伝える人が複数の人が手伝って、負担なくスピーディーに
行えたら、私は一番良い方法と思います。
こんなカードを作って、適応テーブルに置きます。
*会計時にレジに持ってきていただきます。
■お店も大きなメリットがあります
人手不足を補えます
人手不足を確実に補うことができます。
仕組みを今後も継続できます
もしかしたら、
「当店はセルフサービス割引店です」
という表示をしたお店が増えるかもしれません。
*無駄に多くの宣伝広告をするよりも、ダイレクトに現金割引できる
仕組みは、令和4年の世界の一般庶民業態には合っていると
思います。
人件費予算内出費で還元しやすい
本来の人件費比率 お店により、20%~25%~30%ですが、
お客様への還元比率 10%
スタッフが行う残りのサービス業務 10%~15%~20%
どのお客様にも適用しやすい
ある程度長期の人手不足には、適用範囲が広い方法が有効です。
ただし、
●ホールサービスに特別な技術が必要なお店
●高級店
などには向かないと思います。
■飲食店のホールサービス業務のご案内
お客様にお手伝いいただきたいホールサービス業務
●注文品をまとめる
注文したい料理やドリンクの種類と数量ををメモに書いて
ホールスタッフに渡す
●料理を取りに行く
デシャップカウンター(料理の出し口)から出てくる
完成した料理や備品(取り皿・スプーンなど)を
自分のいるテーブルまで運ぶ
●ドリンクを取りに行く
パントリーのドリンク場へドリンク類を取りに行き
自分のいるテーブルまで運ぶ
●食器の片付け
片付け用のプラのボックスがあれば素人の方でも片づけやすい
と思います。
お皿やどんぶりなど食器の片付け、グラス類の片付け
箸・スプーン・レンゲ・箸置き・箸袋・おしぼりなどの片付け
食べ残しのお持ち帰りは→パックに詰めるのもセルフで。
●割り勘清算の時のお金集め
レジで時間を取るよりもスピーディーに済みます。
これくらいで 10%OFFはありがたくないですか?
10000円使っても、9000円で済みます。
5000円の時は、500円の割引ですけど。
お手伝いいただいても
そのほかにスタッフがする仕事は多くあります
●料理の手渡し、料理に使う備品を取り出してセットする
●ドリンクづくり
ハイボール、カクテル、チューハイ、熱燗、冷酒(チョコや容器も)
など細々あります。
●キッチンで追い込まれた時の盛り付けの応援
●ご飯盛り、みそ汁盛り(*お店による)
●レジ会計
●片づけられたテーブルの拭き上げと再セッティング(メニュー等)
●食器洗い(*お店による)
●お客様の出迎えと席へのご案内
●お客様から呼ばれた時の対応
これ以外にも、
●トイレの点検
●テイクアウトの対応
●電話の応対 などあります。
ホールの仕事は、あまり慣れない人で5テーブルが限度、
慣れた人でも10テーブルが限度と感じています。
こういうことを日々頑張っている飲食店を
ぜひ応援してください!
そして
セルフサービス割引のお店があったら、
気軽にご検討ください!
よろしくお願いします!!
(了)