70代になったら実行したいライフスタイルの条件
いつか仕事をリタイアした時、たとえば70歳になった時に住みたい場所や住み心地の良い条件を考えてみた。これらの条件のうちどれくらいの条件が揃えれば幸福か、当事者の年齢の私が実感を込めて記載します。
条件1:持病で通える医者が近くにいる
持病があっても満足度80%以上の人生を送るためには、持病の経過診断と悪化を防ぐ助言をしてくれる面倒見の良い医者が必要です。できれば車で20分以内にある方が良い。(あまりに遠いと通うのがまた苦痛になる)特に毎月診断と薬の補充が必要です。
条件2:基本の年金収入と足りない分の副収入が必要になる
よくご存じの年金は総額での説明数字ばかりであり、手取り額の実感は、介護保険料、国保保険料、所得税などを年金天引きや自分の口座から引き落とされるため、およそ手取り額は2/3の金額と考えたほうが間違いない。
15万円の人は、10万円余りと考えたほうがいい。だから実際の生活費に満たない。足りないお金は稼ぐしかない。稼げない時は、住居費がかからない暮らしにするか、食費がかからない暮らしにするなど、大幅圧縮手段が必要です。
○住居費を落とすには、現役の間に田舎の家を200万円で確保して、70歳までにリニューアルして住めるようにする。住居費がゼロになれば総額はずいぶん減らせます。
○食費がかからないようにするためには、月商50万円でもいいから、小さな食堂(たべもの業)を自分で経営する。食べ物を売るお店には食べるものがある。店は収支トントンでも餓死することはない。
高齢者の副収入源(候補)
●株式の利益
●貯蓄
●不動産賃貸収入(土地や建物を所有することで収入が入る)
●自販機販売売上(他者依存でもいいし自分で経営でもいい)食品系。
●WEB有料記事販売収入(noteほか)
●WEB物品販売収入(メルカリ他)
●キンドル本売上収入(Amazon)
●テレワーク収入(いろいろ)
条件3:田舎暮らし
本当に人生100年を目指すなら田舎暮らしをおすすめする。長生きはノンストレスな生き方でないとなかなかできないと知った。都会型の環境では、心の底からくつろぐことは難しい場合が多いと知った。
いま私は集合住宅に入っているが、すぐそばには一級河川が流れており、白鷺や鴨やトンビもいて緑もある。川の流れも見える。かと言って10分余りで特急が停まる駅まで行ける立地です。かかりつけの医者迄車で15分程度。(今のところはまだ都会型環境の中の田舎風住まい)
高級な老人ホーム(入居に何千万円、毎月何十万円)は貧乏人には手も足も出ず、また入居しても、同じ入居者や管理のスタッフが気に食わなくても出る訳にはゆかない。満足すればいいが、気に入らない施設と感じれば、鉄格子のない解放型刑務所と同じことになる。要は心が解放される環境がいい。
大自然の恵みいっぱいの中で、自分で歩き、自分で野菜を育てたものを食べるのはどうだろうか。
都会立地でも貸し家庭菜園がある。10坪程度の広さがあれば、食生活に必要な野菜の半分は自家製にできる。しかも健康野菜だから年に6回も8回も農薬を散布したJAの野菜を買わなくて済む。
条件4:食品スーパーが近く宅配もできる
自宅で消費する野菜の半分は家庭菜園で賄っても、やはり野菜は健康生活のために必要なので、近くに食品スーパーが必要。子育てに時間がとられて食事を短時間で仕上げる時代と違い、高齢者になれば「加工食品」は必要最小限度にして、主菜も副菜も食材を使って手づくりが一番おいしく、一番安上がりで一番口に入れて安心です。
筋肉の衰えを防ぐ意味で、1日に120gのたんぱく質(植物性、動物性合わせて)が必要なため、食品スーパーが近くにあると良い。できれば、ネット注文したら宅配できるか移動販売があると便利です。(納豆、たまご、牛乳か豆乳、缶詰、ソーセージ、鶏むね肉、手羽元、合挽ミンチ、青魚類、ケチャップ、マヨネーズ、ワサビ、辛子、カレー粉など)
条件5:インフラリスクの少ない場所がいい
能登半島地震後のインフラの状況を見て、社会インフラの整備とともに、自宅インフラの充実も行うべき時代だと感じた。
崖の倒壊で道路が寸断。電気がこない。水道が使えない。川が氾濫。橋が倒壊。(私の家でも震度4以上の地震の時はバスタブに半分は水をためてトイレの水にするよう心掛けている)
ひどい山間部は避ける。狭い川のそばは避ける。町から遠く離れた孤立しやすい場所は避ける。(条件を厳しくすると住む場所がなくなると恐れない)
対処方法
●発電設備を自宅周りにつける
太陽光発電、水力発電(小さな小川でよい)、風力発電(家のそばにつくる)、発電用自転車(人力)を持つ。
●湧水を引き込む
山水は鳥や虫に汚染されてピロリ菌が増える原因になる。湧水がいい。ミネラルが豊富。
●薪ストーブ
山間地に行けば薪になる木は多い。所有者の許可を得て取りたい。できれば1坪1,000円なので、少しは自己所有して調達してもよい。これで、少しは煮炊きができる。
条件6:ネットと衛星電話が使える立地にする
何をするにつけても、外界との通信がなくては情報も収益もあり得ない。
行政の管理能力は職員の減員とスキルダウンで年々落ちていると考えたほうが良い。その上で自分ができる対策を自分で講じることで案外幸せに暮らせる。
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オードリー7のこころ日記
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