見出し画像

今を生きる人生の工夫2:仕事

仕事とは何かは人によって違い、希望する人生の選び方で仕事が大きく違ってきます。

○好きなものが何でも買える人生を送るための高収入を得る仕事
➡健康も自由な意思も自由な時間も犠牲にして生き実現させる生き方。

○無理しすぎずありのままの自由な人生のための仕事
➡健康も自由な意思も自由な時間も活かすが物欲は最小限度にする生き方。

○何も考えず何も欲を持たず将来の目的もなく行き当たりばったりの仕事
➡運まかせでよかったり悪かったり。良きことが長く続くにはやはり目的と頑張りが必要になる。

私の場合は、

20代:<どんな仕事が自分に合うか探す時代>
大学を中退して突然社会に出た時に、どんな仕事を自分がしたいのか全く分からずに、「気の合った仕事と出会うまで転職を繰り返す」と決めた。

最大50回転職してもよいと決めていたが、実際にやってみると、新入社員を7回繰り返すともう10歳下の人間を先輩と呼ぶことになり不都合と感じた。(20代で4回転職、30代で3回転職)

30代:<気に入った仕事に出会って没頭する時代>
この仕事のスペシャリストになりたいと願った時代。寝食を忘れて打ち込んだ。気に入った仕事は、広告代理店の営業マンの仕事と、そのあとの飲食店の業務用食器を卸売りする会社の営業マンの仕事でした。毎日新たな知らない人と会えることがやる気の素になった。

食器屋時代のピーク時には、月曜日~土曜日は朝8時~24時(正規の時間は9時~17時)の16時間従事をした。日曜日も半日は伝票や見積書きで出社。結局2年間で完全に燃え尽き、ローカルエリアの担当に志望替えした次第。(今から思うとまさに過労死Lineの働きづめ)*やるべきではないですね。

●40代:<サラリーマンか独立かを選ぶ時代>
20代~30代を体験して、自分はサラリーマンに向いているかいないかを判断して、一生誰かのために働くことは後悔する人生になると自覚して食器の会社を退職した。何かを始めるならやはり45歳までに始めるべきだと思う。

食器の販売業での独立を考えていたが、仕入れる資金も保管する倉庫もないなくあっさり断念。お金はないが飲食店の人脈があると考えて急きょ飲食店コンサルになろうと決めた。

営業力と粘り強さと学ぶ事には自信があったため、同じ飲食店を相手にするコンサルの道は私に合っていた。起業から6年半でやっと黒字化できた。それから5~6年は人生で一番儲けた。基本ひとりの会社で2億円近く売上げた。(だがしかし儲けたお金の大半は物品と酒代に消えた)

40代は覚えた仕事をプロの域まで磨き上げることと、つかんだ人脈をさらに強く太くして50代、60代に備えることが大切考えていた。

●50代、60代:<今年のがんばりが来年のオファーを生む時代>
今年の仕事のあり方が来年を保証すると考えて丁寧に仕事をした。実際その通りとなった。

50代半ばに飲食コンサルのスキルの根本的な学び直しをした。原因は受注力の半減でスイッチが入ったから。過去の仕事力の踏襲では斬新さは生まれないと知った。

60代後半(67~68歳)の時に、2度目の学び直しをした。主に時代の変化に合ったニーズのあり方を学び直しした。前回同様に、学び直しをするたびに受注力の50%アップが起こった。(自営業者はこれをやるべき)

●70代:<リタイアは使い物にならなくなるまで続けると決めた時代>
現在75歳を邁進中。80歳までは現役でゆけそうと感じている。良き仕事は、知らないことを学ぶ姿勢を常に持つこと、健全な体に健全な判断力が備わると健康管理をすることで生まれると考えています。

ここから先は

354字

飲食店のサポートをする仕事以外の日々の生活で感じたことや考えたことを綴ります。

飲食コンサルタント業30年の経験を通じてお知らせしたいこと、感じたこと、知っていること、専門的なことを投稿しています。 ご覧になった方のヒントになったり、少しでも元気を感じて今日一日幸せに過ごせたらいいなと思います!よろしければサポート・サークル参加よろしくお願いします