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たべものコンサル日記168:令和3年はハンバーグ・トンカツ・1000円ステーキがもっと売れる!

■美味しさを伴ったプレミアム感を維持しながらも、
 お得感のある1000円台の肉料理が売れる!

1,ハンバーグ

  やはり食指が動くのは、肉汁があって「肉食べてる感の噛み応え」の
あるハンバーグが一番と思います。
3mmと5mmのブレンドとか、5mmの2度挽きとかいろいろありますが、なんと10mmのミンチ肉を使うお店もあるとのことです。

●荒挽き
●和牛100%
●和牛牛脂+国産牛又は輸入牛 の牛100%
●牛(国産牛又は輸入牛+和牛牛脂)+国産豚
●牛(輸入牛+和牛牛脂)+国産豚+国産鶏

また、お店によっては牛タンの先(タン先)をミンチにして混ぜる
お店もあるようです。
牛も豚も美味しさを求めるなら、国産が商品完成度が高いと思います。
安さを求めるなら輸入物にして牛豚の油を国産にしましょう。

●今からの飲食店では高価ですが、焼き上げる器具は、
 「電気式のグリドル(鉄板)」をお勧めします。
  温度管理がしやすく、お店にぴったり合うマニュアル通りに
  商品が仕上がります。(短期間養成が可能で職人的な熟練が不要)

●デミソースたっぷりの「煮込みハンバーグ」も貴重な商品です。


2,トンカツ

  ロースかつの美味しさの順番を書くならば、
1番  黒豚
2番  猪豚(混血)
3番  銘柄豚
   (但し、これはピンキリなのでサンプルで確かめる必要があります)
4番  白豚(国産)
5番  白豚(輸入品上物)
6番  白豚(輸入品並物・それ以下の物)

まだ、猪のトンカツは食べたことがありません。
猪は、刺身やタタキは菌がいるので生食禁止です。
でも70度で1分以上加熱すればOKと思います。(芯温で70度)

美味しいトンカツは、
●素材
●揚油
●衣(パン粉)
●揚げる温度
●余熱熟成
●提供のタイミング
等で、最高の評価か最低の評価まで別れます。


3,ビーフステーキ

  ビーフだから高くて当たり前というのでは、継続性のある成長戦略にはならないと思います。
●そこそこの牛食材を見つける
●旨味を増す工夫をする(熟成・浸漬など)
●固くない食感に変える工夫をする(軟化)

税込2000円以下で満足できるステーキセットが食べられたら
幸せですね。


コロナ「庶民のプレミアム志向」は色あせていません。
しかし、消費者を裏切らない商品力がないと、
リピートはありません。


意欲的に、

自らが存在をかけてがんばる時が、

いま訪れようとしています!

(了)

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飲食業界歴40年 飲食業専門経営コンサルタント


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