私のシンクロニシティー 1/2
先週、個人的に大きな事件に遭遇しました。
それを2回に分けて紹介しますが、このページでは、その事件の前段階の紹介となります。
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高校2年の時だった。
生物の授業で、教師が授業内容とは関係なく、「カルピス」という言葉を発した時、瞬間的に前日の夕方、TVのニュースで男性のアナウンサーが「カルピス」という言葉を使った記憶がフィードバックした。
ニュースでの「カルピス」は、つけっ放しのTVから耳に入ってきた言葉で、ニュースは見ていない。
生物の教師は「カルピス」の原材料は「牛のおしっこ(Cow Piss)」だというジョークで授業を終えようとしたのだった。
もちろん、夕方のニュースでアナウンサーがそんなジョークを言うわけがないから、ニュースでは別の話題で出た「カルピス」だったはずだ。
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シンクロニシティーはユングが提唱した概念で、以下のように定義されている。
因果関係の無い2つの事象が、類似性を持つこと
だから二つの「カルピス」は小生の中ではシンクロニシティーが働いたと受け取った。
そして今、二人のnoterが相互に知らずに『鬼滅の刃』を観に行って、泣いたと言う体験を書き込んでも、社会現象となっている今では国民全員に因果関係が大有りで、シンクロニシティーが働いたとは言えない。
「因果関係の無い2つの事象」と「因果関係のある2つの事象」の違いが理解できない人にシンクロの起きたことを報告すると、大抵は面白がらずに小馬鹿にされる。
しかし、小生の発した言葉で他の人間がシンクロニシティーを感じることもあって、そういう人には不気味がられる。
こんなことがあった。
ある編集者と雑談で虎のラベルの付いたマッチ箱の話をしたところ、その夜、その編集者はマッチ箱から飛び出してきた虎に追いかけられる怖い夢を見たらしい。
当時、その編集者は引っ越す予定でマンションを見て回っていた。
あるマンションに下見に行ったところ、クローゼットがあったので、開けてみたところ、内部全面に虎のプリント模様のある壁紙が貼られていたという。
それで、何かの縁だと思い、そのマンションに決めた。
そのことと、つながりがあるかは不明だが、その編集者はその部屋に引っ越ししてすぐに新雑誌の編集長に抜擢された。
彼とは一方的に彼の方にシンクロニシティーが働く関係で、小生が関わっていること以外でシンクロニシティーを自覚したことは無いという。
話を戻すと、「カルピス」以後、“言葉”のシンクロニシティーに頻繁に気づくようになった。
この頃、何かの媒体で内臓が弱ると不条理な力が働きやすくなるという情報を知って、この時には妙に納得ができた。
当時の小生は夏目漱石のように胃弱だったのだ。
試験の前になると、胃がシクシク痛んだ。
胃痛に関しては10年以上後になって、針灸の司法試験を受ける友人の練習台になっていたことがあって、この時に胃痛に対応するツボを教えてもらい、半年ほど毎日、自分でツボに灸を据えたら完治した。
ところが、シンクロニシティーは現在も続いている。
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偶然なのだが、このページには牛と虎が出てきた。
丑寅(うしとら)は陰陽道で鬼門を意味する方角、北東(北々東)を意味する。
個人的な事件は北々東に向かって起きた。
次のページで事件を紹介します。