これ好きやわ。主人公が自分の中の葛藤を抱えてそうなやつが好きやわ。
「フェミニズムねぇ……」ステラおばさんはマグカップを見つめ、寂しそうに笑った。
五の倍数に対してすら素直になれない日もある。
SNSは私の頭に無数の幸せを注射する。私は死ぬ。
誰かと戦っている内は、自分と戦わなくていい。
全員かかってこいよ。鍵を掛けたアカウントでつぶやいた。
帰りが遅かった夫から、鉄棒の匂いがする。
「くらげになりたい」と言う女性の横で申し訳ないほど男になりたかった。
#書き出し小説 #挫折を経て 、猫は丸くなった。 #天久聖一