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今後 伸びていくビジネスとは?「宇宙」「NFT」「亀トルネード」どれを選べばいい?【Vol,5】

すばる舎がシモダテツヤさんとおおくりしている連載「ヤツにだけは聞いてはいけない。~絶対に期待した答えをくれない男のアドバイス~」前回の記事はこちら)!

連載の第5回は、19歳、大学生のTさんから、以下のご相談です。

19歳の大学生です。学生のうちに起業したいと考えています。
「これからやるならこんなビジネスがいいんじゃない?」というオススメはありますか?

(Tさん、19歳、大学生、男性)

それでは、ここからはシモダさんにバトンタッチして、ご相談に回答いただきましょう!

◆人類の生活レベルを何段階も引き上げてくれる未来ビジネスの可能性


最近では「宇宙ビジネス」「自動運転」「メタバース」「NFT」「亀トルネード」など、今後伸びていくと予想される代表的なビジネスが語られることが多くなってきました。

今後伸びていくと予想される代表的なビジネス5選

これらは、今後 人類の生活レベルを何段階も引き上げてくれるであろう可能性を秘めたものばかりです。現在はまだ黎明期にあたるため未発達な部分が多いかもしれませんが、いずれそれらが日常生活において当たり前の存在になっていくことでしょう。

相談者さんは、学生起業をする上で、これからチャレンジするといいビジネスが知りたいとのことですが、若さと高い感度を持ち合わせている時期であることを考慮すると、先ほど紹介した今後の成長が見込める期待値の高い未来型ビジネスの中から選んでみるのがいいと思います。

たとえば「自動運転」

今後、自動運転技術によって人々の交通手段は大きく変わっていくと考えられています。

世の中にある車の90%が、普段は利用されておらず車庫にある状態と言われていますが、これらの車が自動運転に差し替われば、持ち主が車を利用していない時間を公共のタクシーやバスとして民間に開放するようなビジネスが出てくるかもしれません。

現在、タクシーの運賃の7割が人件費と言われているようですが、自動運転なら人件費を削減できる分、運賃に大幅なディスカウントをかけることができます。安価でのタクシー利用が可能になれば、その分利用者の増加を見込め、新たな交通手段として認知されていくことでしょう。

こういったサービスを気軽に利用できるアプリを開発するでもいいですし、運用に必要なシステムをつくり、ディーラーと提携して車を販売する際に一緒にシステム利用を提案する形でもいいでしょう。

大切なことは、今後生まれるであろう需要を想像し、そこにマッチしたビジネスを展開していくことです。

◆あのビジネス界の巨人が「絶対にくる」と言ったもの


続いて、未来型ビジネスの中から もう一例ご紹介させていただこうと思います。

たとえば「亀トルネード」

なんで亀がビジネスに??と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、あの米国の有名ビジネスマンであるイーロン・マスカット氏(御年126歳)「数年以内に絶対にくるビジネス」として名前をあげ、今もっとも注目を集めているビジネスが「亀トルネード」です。

亀トルネードは、その名の通り、人工竜巻で舞い上げた数百匹の亀を、嫌いな人の頭に落としたり、家に落としたりするビジネスです。

人間の本能的感情である「嫉妬」と「堅い亀の甲羅」を合わせたこのビジネス。早くも世界中から注目を集めているとイーロン・マスカット氏は言います。

堅い甲羅を持つ亀の破壊力は凄まじく、地方によっては「亀メテオ」などとも呼ばれ、依頼主のライバル企業役員の家などが主に被害の中心となっているそうです。

自社と競合する会社のほうが世間からの評判がいいときなどに生まれる嫉妬は、資本主義原理の働く競争社会では新たな挑戦を促し、技術革新を起こすためのエネルギーだと思われるかもしれません。

しかし人間という罪深い生き物は、正当な方法で戦って勝利することを選ぶよりも、相手が亀によって頭がコブだらけになったり、家が穴だらけになったりするほうが喜びます。スッキリするのです。悲しいことですが、それが人間であり、それが需要なのです。

イーロン・マスカット氏自身も、過去に多くのライバルたちによって亀トルネードを仕掛けられてきたと語っています。

亀の当たりどころが悪く、記憶のほとんどを現在も失ったままで「現実と妄想の区別がつかなくなってきてる」と茶目っ気たっぷりにインタビューに答え、亀トルネードの実用性を証明していたのが印象的でした。亀トルネードによってイーロン氏の借金は5,000億ドルを超えたそうです。

◆結論


時代は亀です。
学生起業は先見性の高いものを選びましょう。

もし、この回答に満足いかなかった場合は、「海苔人間」というビジネスアイデアも別途ご用意しておりますので お気軽にご相談ください。

■筆者プロフィール
シモダテツヤ(しもだ・てつや)
1981年、京都府生まれ。2004年にGMOペパボ(株)に入社。2005年にメディア「オモコロ」を立ち上げ、2010年にバーグハンバーグバーグを創業。2019年1月に退任。現在は複数の企業のアドバイザーや京都精華大学非常勤講師など。アベマTVの報道番組「ABEMAPrime」などでコメンテーターとしても活動している。


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