鑑賞ログ「スイート・マイホーム」
230907
誘われたので鑑賞。
役者はいいけどホラー苦手だからなぁ。
ジムのパーソナルトレーナーとして働く主人公・ケンジ(窪田正孝)。
愛する妻・ひとみ(蓮佛美沙子)と娘がいて、堅実な結婚生活を送っている。
妻は妊娠をしており、二人目の誕生に併せて家という人生最大の買い物をするため、モデルハウスへと赴く。そこで担当者の本田(奈緒)に紹介された最新型の家に魅了され、購入を決める。その家をめぐり、様々なトラブルが巻き起こっていくー。という話。
斎藤工監督かぁ…と思って観たけど、IQ高くない作品で安心(※褒めてる)。齋藤工が監督だと、シネフィルとか斜に構えた作品とか作りがちじゃん?そういう心配は無用だった(※褒めてる)。
思った以上にホラーだったけど、ドラマ部分もちゃんとある。本筋である新居を巡るミステリーと、ケンジの家族のトラウマという2つの物語の線が絡み合う展開で、ちょっとありえない設定の部分もあるけれど、ライトノベルを読んでいる感じで観ることができる。
単純なホラーは苦手だけれど、着地点は心理ミステリーか…と思いきや、やっぱりホラー!というアトラクション的な作品。
本田の同僚役でいやらしい雰囲気を纏った松角洋平がいい味出してる。
好青年と思いきやそうでもないけど、大切なものは守りたいというちょっと自己中なところもある主人公を演じる窪田正孝もいいけど。ん〜窪塚洋介の方が存在感があるかな。
アダム・ドライバー出てるじゃん!と思ったら窪塚洋介だった笑。
いくつかの伏線の回収もちゃんとされている。
でも、結末はどうなんだろう…。だってムリっしょ、あれは。
ちょっと思わせぶりなところが多くて疲れたかな…。
っていうか、ちゃんと人事部仕事して!笑
そこが最大のツッコミどころ。