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①プログレとの出会い 😳🇮🇹

プログレッシヴ・ロック(プログレ)との出会いは、ハード・ロックやヘヴィ・メタルのギターに夢中だった高校生の時でした。
クラスメイトにメタル・ギターの凄く上手な友達がいて家に遊びに行った時、彼から聴かされたこのレコード・アルバムがプログレとの出会いでした。
それは見事なまでにヘヴィ・ロックとクラシック音楽が融合した格調高く美しい音楽だったのです!
衝撃を受けた僕はすぐに虜になってしまったのです。
ニュートロルス/コンチェルト・グロッソ1 (1971年/イタリア)
https://youtu.be/UaQd7lXUUrc


レコードのA面(1曲目から4曲目)がコンチェルト・グロッソ1にあたる楽曲です。
2曲目のアダージョ、この曲の儚くも美しい哀愁に満ちた旋律は聴くたびウットリさせられてしまいます。
それはこの曲のコード進行に秘密があるのです。
key=Dm、4/4拍子、4拍づつDm-A-、続く3つ目がD!場面が変わるコード使いだ。
そしてGm-C-F-B♭-と4度進行から最後はA-がメイン・モチーフのコード進行パターン。
だが!歌はB♭に転調して歌い出されます。う~ん、カッコいい!
それに歌メロは単旋律ではなく終始ハーモニーを絡ませて歌われているのです!!
コレ、凄くポイント!!イタリア人歌上手い~、ハーモニー綺麗♡で、もう感動です(´;ω;`)ウゥゥ
このレコード・アルバム、変わってB面になるとオルガンが暴れ、当時のヨーロッパのギタリストは皆んな影響受けてたのか?ジミ・ヘンドリックスを思わせるギターも聴かれるインプロビゼーションなロック。僕はA面ばかり聴いていました(笑)。

プログレと言っても、このアルバムは一般的に認知されている1960年代後半にイギリスを発祥とするプログレ(例えばキング・クリムゾン、ピンク・フロイド、イエス、EL&P、ジェネシス、etcとは趣が異なり、いわゆるユーロピアン・ロック(ユーロ・ロック)といわれているものです。
日本に紹介されたのは、アルバムが発表されてから8年後の1979年6月に、当時、キング・レコードの『ユーロピアン・ロック・コレクション』の第一弾として日本で発売されました。
このシリーズは毎回8枚くらいヨーロッパのロック・グループのアルバムが紹介され、シリーズは第十弾まで続きました。
このシリーズは本当に素晴らしかった!!
高校生だったので、全てを買い揃えることはできませんでしたが、毎回カタログから厳選して、ワクワクしながら厳選していました。


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