鳥取県岩美町へ行ってきました。まのいいりょうし家族へ逢いに。#1
まのいいりょうし という絵本があります。
その絵本をコンセプトに、人の繋がりや、心を大切にしている家族に逢いに
島根県岩美町へ週末を利用して行ってきました。
まのいいりょうし家族は、現在では岩美町で古民家をリノベーションしつつ、元気な男の子3人と、風博士として音楽活動中の父、バックパッカー経験を持つ写真家の母、セバちゃん(セバスチャン:犬)で日々を大切に暮らしています。
ご家族が山口県周南市に住んでいた時に、子供を通じて知り合い、引っ越しされた後も、その温かい人柄に惹かれ、逢いに行ってしまいます。いろんな引き出しを持っている不思議なご家庭。まのいいりょうし一家です。
土曜日の仕事が終わり、ひでよし(小学5年男子、他の子は巣立ちました)と布団を車に積み込み車中泊です。目標は道の駅「きなんせ岩見」の駐車場で目覚め朝イチでまのいいりょうし一家と合流します。
この方法はすごくお気に入りです。目的地に行くのに前日夜出発で、車中泊で子供はワクワク。親は子供が寝ている間に移動できるので、子供の相手をすることなく運転に集中できます。我が家は完全ワンオペなのでこの方法が楽。帰りも子供が疲れて昼寝している間に移動し、目覚めれば家。移動中に「あと何分で着くの?」「まだ着かない?」「暇〜」を聞かずに済みます。
翌日朝、合流して久しぶりの、まのいいりょうし一家。前回はカリンの実を沢山いただいて帰ったので昨年秋以来です。子供達も大きくなって背も高くなり、ついに全員小学生。よその子供達なのに感慨深いです。
まのいいりょうし一家はゲーム禁止家庭なので、日頃スイッチ、3DS、ipad、アラジン(プロジェクター照明)を同時進行でこなす日々を送るひでよしも、ゲーム禁止です。将棋やカタン、人生ゲームのボードゲームや、鬼ごっこ、セバとの触れ合い?でいつもと違う週末です。
古民家をリノベーション中で、その進行はゆっくりです。その「ゆっくり」が可能な家族、夫婦が素敵です。私の今の生活では、時間が30分刻みで詰め込まれ、朝、会社に出る前の私は家の中をダッシュして走り回っています。
私の24時間とまのいいりょうし一家の24時間は、長さが違うんじゃないかと思うくらい時間の進み方が異なります。年齢は私より10歳以上年下になると思いますが、一緒にいるときは年齢差は感じません。今、こうやって年齢のことを書いてて「そんなに年下だったんだなぁ」と驚いています。
家の近くの岩井窯(土鍋が有名らしいです)で、ガラス展があるのでコーヒー飲みに行こうと誘われ、伺いました。
素敵な食器や、土鍋。小さい空気がガラスの中に閉じ込められて透明感や温かみを感じるガラスに癒されました。
コーヒーもゆっくりお湯が注がれると、ぷわぁ〜と豆の粒が盛り上がり、いい香りが漂って、空気がベルベットみたいに色と重みを持つように感じられました。お手製のチョコレートと一緒に頂きながら、窓の外を駆け回る子供達を見ていました。
こんなに騒いで、走り回ってて。なのに「静かにして」「走らないの」とか言わなくても大丈夫で(窯元のお孫さんと一緒に走り回ってました)。みている私がニコニコなってしまう。
そんなくつろげる一時でした。
続きは♯2で。
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