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部屋を掃除しよう! さもなければ老けるよ

前回、年末の掃除にともなう「断捨離」の難しさについて書きました。

noteを見ていると、多くの方が「断捨離」について話題にしていることから、余分なものを手放し、身も心も清らかに保ちたいと願っている人が多いのだという現れだと思います。

この「身も心も清らかに保つ」という在り方は、特に神道では「禊(みそぎ)」といわれ、罪や不徳を行うことによって身についた穢れ(けがれ)を禊(みそぎ)によって祓い清め、本来あるべき清らかな本性に立ち返るという、神道において最も大切な在り方になります。

それは別の角度から見ると、本来あるべき姿に余分なものが付着し、それはやがて不浄なものとなってその人に悪い影響を与えるということを意味しているのではないでしょうか。

だから、身を清く保つには、なるべく余分なものを手放すことが必要であり、そこからも「断捨離」は重要なのだと思います。

実は、この身の回りをきれいに保つことの大切さは、科学的にも実証されているのです。

それは、「なぜ、脳はそれを嫌がるのか」という本に書かれているのですが、

2011年にアメリカのプリンストン大学の研究チームが、「整理整頓された環境」と「乱雑な環境」で、被験者の脳がどのように反応するかをモニターし比較したところ、「乱雑な環境」におかれた被験者は、気が散って集中できないということが判明しました。
その理由はシンプルで、被験者がいくら集中しようとしても、部屋にあるものから発せられるメッセージに気がとられれてしまうからだそうです。
そのメッセージとは、「わたしを見て」(怖~い~、怖~い)と同じで、脳はそちらに気を取られてしまうのだそうです。

さらにもっと恐ろしいことに、UCLA(カルフォルニア大学ロサンゼルス校)の研究チームがロサンゼルスにある32軒の家庭に入って調査したところ、「家の中にあるたくさんのものを目にすると、ストレスホルモンである
コルチゾールの値が上昇する」
ということを突き止めました。
このコルチゾールは副腎皮質でつくられるストレスホルモンの一種で、このコルチゾールの値が上がると、「免疫機能が低下」したり「老化が進む」といったことが起こり、心身の健やかさが失われやすくなってしまうとのことです。

恐ろしい研究結果です。部屋を汚くしていると、意識上はなんともなくても、無意識のレベルで脳はストレスを感じて、コルチゾールを分泌し、それによって若さが失われていくのです。

そこで・・

心柱おじさんの気付き

汚れた部屋にいることは、百害あって一利なし。
おじさん化、おばさん化を加速させたくなければ、部屋を掃除しよう。
年に一度の大掃除ではなく、日々こまめに部屋を掃除しよう。

読んでくれてありがとうございます。また書きます。✋


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