オタ活のプロと遊ぶ
職場のひとまわりほど年下の女の子は、オタ活のプロだ。2次元、アイドル、歌い手などたくさんの推しが居るらしく、推し活を生き甲斐にしている。
そんな彼女から、『ウィンブレ展に一緒に行きましょう』と誘われた。ウィンブレは『WINDBREAKER』という漫画の略称だ。
彼女におすすめされて読んでいたし、原画展巡りが趣味のわたし。なにより、プライベートを大切に考えている彼女(職場の飲み会とかも断固拒否!)から、休みの日に誘ってもらえたことが嬉しかったので、すぐに『行こう!』と快諾した。
場所は、京都の高島屋。
今回は、原画展でもあり、アニメ展でもあるので、内容盛りだくさん。しかもほとんどが撮影可能で、写真取り放題。
オタ活のプロはウィンブレの推しぬいぐるみを巧みに入れながら写真を撮っている。素人のわたしも羨ましくなり、「ひこにゃんを連れてくればよかった。」と伝えると、「いやそれはなんか違う」と言われた。プロまでの道のりは遠い。
他にも、制服を着用できるフォトスポットや、映像のコーナーなどもあり、満足度の高い展示会だった。
プロも、たくさんの推しグッズを購入し大満足の様子。素人も感化されてランダムのマグネットを購入。そんなに好きじゃないキャラが当たった。しょぼん
会場を後にして、河原町をぶらぶらしていると、なんだか気になる階段を発見。降りてみると可愛いお店が。
中に入ると、韓国雑貨の他に、たくさんの推し活グッズがあり、ワッペンなどを自分で選んでオリジナルの物を作れるとのこと。これは、やりたい!となって、プロは推しのカードケース(その存在初めて知った)、素人は自分用のポーチを作ることにした。ワッペン選びにふたりともかなり時間をかけて完成。
自分で作ると愛着が湧いてくる。お値段もお手頃で、アヒルのキーホルダーはこんなに可愛いのに98円だった。店員さんも優しくて可愛い。できたポーチも可愛い。なんとなく入ったお店だったが楽しかった。
最後は、オシャレなドーナツ屋さんで休憩。
店内もドーナツも映えがすごい。上にヤングコーンが乗ってるドーナツは初めてだ。天井には無数のカゴ。最先端が過ぎる。
ただ、アイスコーヒーはわかりやすく美味しかった。酸味が無く、苦過ぎず、すっきり。ブラックでこんなに好みなのは初めてだった。また飲みたい。
その日は、他にもカラオケをしたりごはんも食べ、たくさん遊んだ。今まで同世代や年上の人と遊ぶことは多かったが、うんと年下の子と遊ぶのもなかなか新鮮で楽しかった。まだまだ、知らない世界があると思うので、また時々遊んでもらおう。
あと、河原町って楽しい。またひとりでも行こう。