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【365カレーエベレスト街道トレッキング2024:準備編5/5】トレッキングの持ち物ふり返り


持って行った物についてまとめておきましょう

2024年3月25日〜4月13日まで、エベレスト街道トレッキングを主な目的とするネパール旅行に行ってきました。

準備編はこちら↓をご覧ください。

本編を日々の日記のように書き進めて行きたいんだけど、InstagramとかBlogの方で書いて一旦満足してしまっております。
とはいえ、それらを元にこのnoteにも書き進めていこうと思っております。
とはいえとはいえ、思っているのと実際に書き進めることの違いを、どこか遠い目で眺めてしまっている自分もいます。

ともあれ、その前に、今回のエベレスト街道トレッキングに持って行った物についてまとめておきます。
誰も見てくれなくても、自分の次回のための備忘録になるのでOK。
でも、これからエベレスト街道トレッキングに行こうと思っている方がこの記事を見つけてくれていたら本望。
(ご質問等も受け付けます。)
一方で、トレッキングに興味は無いけど、僕の投稿を気にしてこの記事をチェックしてくれていたら、それはそれでとんでもなく嬉しい。

持ち物を一覧にしてみました

さっそくですが、まずは持ち物リストから↓

●ザック(バックパック):詳細は後述
トレッキングシューズ:詳細は後述
トレッキングポール:詳細は後述
寝袋:ずっと前にAmazonで5000円くらいで買った「-15℃でもOK」と書いてあるものの、やや怪しげなやつ。これで特に問題無かった。
タイツ:防寒用のタイツを3枚。UNIQLOのヒートテックは汗をかくとなかなか乾かず逆に冷えるという話だったし、ワークマンかどこかで1000円とかで買ったやつ。標高が上がるにつれて、気温が下がるので役に立った。
ダウンジャケット:防寒用の軽くてコンパクトなダウンジャケット2枚。登山メーカーのを買う予算が無かったのでUNIQLOのウルトラライトダウン。ずっと着ててペラペラになったやつと、新しめのやつを持って行った。ずっと着ててペラペラになったやつが意外と役に立った。
ダウンパンツ:防寒用の軽くてコンパクトなダウンパンツ1枚。これまた登山メーカーのを買う予算が無かったので、ワークマンかどこかで何千円かで買った安いやつ。それでもかなり暖かい。高度が上がって、ロッジで過ごす時には役立つと思うけど、今回はほとんど出番無し。とはいえ、次回も持って行くと思う。
レインウエア上下:モンベルの上下。雨に降られることは無かったけど、暴風や防寒にもなるので必須か。あと、上着は以前にカトマンズで買ったNorth Face(の偽物?)も持って行った。
下着のパンツ:いちおう綿ではなく、乾きやすいもの4枚(履いているものを含む)。今回は約20日間の旅行の予定だったので、一度も洗濯できないとしても、5日くらい同じものを履けば何とかなるという考えで、下着やTシャツ類は各4枚ずつ持って行った。洗濯をする前提だったり、もっと多い日数ずっと履き続けるつもりでもっと少ない人もいると思う。
靴下:トレッキングや登山用の厚手の靴下を4枚(履いているものを含む)。予算の都合で有名メーカーのではなかったけど、特に問題無かった。
長袖Tシャツ:いわゆるロンTを4枚(着ているものも含む)。半袖だと日焼け止め必須らしいと聞いたので、長袖だけにした。エベレスト街道では特に問題無かったが、4月のカトマンズでは少し暑いと感じる日もあった。
シェル:ちょっと寒くなった時とかに羽織る薄手のトップス2枚。昔UNIQLOで買ったやつと、以前にカトマンズで買ったNorth Face(の偽物?)。
折り畳み傘:トレッキング中も意外と便利と聞いていたので持って行った。雨に降られることは無かった。その上、僕についてくれたガイドさんは「傘は使わず、レインウェアを使う」と言っていた。
帽子:キャップとハットとニット帽を各1つ。日差しや気温によって使い分けた。
ネックゲーター:2枚。防寒対策のネックウォーマーよりも薄手のもの。砂埃を避けるマスクとしても使えるし、ちょっとした防寒にもなるし、けっこう役に立った。ずーっと装着していた気がするので、防臭機能の生地のものがいいかもw
手袋:薄手のものと厚手のものを各1つ。とはいえ、登山用の本格的なものではい。もっと寒い時期だと必須かもしれない。
◼️マスク:使い回せるものを持って行ったが、必要無かった。
サングラス:普通のメガネ型のサングラスと、横からの光も遮ってくれる登山用のサングラス。標高が高くなるにつれて紫外線も強くなります。
手拭い:4枚。速乾機能のスポーツタオルもいいけど、個人的には手拭いが最高というか万能だと思っている。
薬類:歯ブラシ&歯磨き粉。うがい薬(ロッジに着いてからと朝はうがいをした)。乳酸菌錠剤(食中毒予防)。マルチビタミン的なサプリ。アミノ酸の粉末(疲労軽減or回復用)。アレルギーがあるので、鼻炎や皮膚炎の薬。
日焼け止め:標高が高くなると紫外線が強くなるので必須と言われた。使わなかった時にどうなるのかは試せていません。
テーピングとミニハサミ:足のマメ予防のため。僕の場合、踵と小指にマメができやすいという自覚があって、足に合っているはずの靴でも、毎日何時間も歩くとさすがにマメになりやすい。
白色ワセリン:乾燥防止で鼻の穴の入り口に塗ったり、ズレ防止で足に塗ったりと、けっこう使える。
アルコールシート:使い捨てのもの。水が使えない場合があるので、衛生面が気になる時に役立つ。
おしり拭き:使い捨てのシートタイプ。お風呂に入れないので、おしり以外にも使えます。僕の場合、刺激性の強いシートだと肌がかぶれることがあるので、これでよかった。
トイレットペーパー:エベレスト街道にはトイレはあってもペーパーはほぼ無いので必須。途中の売店やロッジでも買える。ビニール紐を使って首から提げられるようにしておくとよい、っていうのを誰かに教えてもらって、これが本当に役に立った。
ティッシュペーパー:あまり使わなかった。
ヘッドランプ:夜間の移動は無かったが、万が一の時や、ロッジで停電や消灯後に荷物を探す時とかに使う。
電源周りの機器:コンセント変換はBタイプとCタイプの両方持って行った方が無難。スマホやデジカメの充電器やケーブル類は必要なものを。充電器の仕様によっては変圧器は不要だけど、個人的な経験で以前にインドで240vまで大丈夫なはずの充電器が壊れたことがあるので念のため変圧器を介するようにしている。
ソーラーバッテリーチャージャー:高級なものではなく2021年に四国お遍路を歩く時にAmazonで買ったやや怪しいやつ。標高が上がるにつれて、ロッジではコンセントが使えなかったり、有料だったりするが、それを使わずに済んだ。ロープでザックの上部の日の当たる場所に取り付けて充電した。
ひとくちカレー:これは僕が毎日カレー生活をしているから念のため持って行っただけですが、標高が上がって食欲が減退気味の時とかには、粉末の味噌汁とかが役に立ったという話はよく聞きます。
フィルム式コンパクトカメラ&予備フィルム:これも僕がフィルム写真を撮りたいから持って行っただけです。
デジタルカメラ:スマホのカメラがいまいちというのもあるし、写真好きなので持って行くことにしました。
スマートフォン:たとえエベレスト街道であっても、今や持ってるのが当たり前となっています。
水筒:nalgeneの広口の1リットルのボトルです。主に水を入れて、飲むだけではなく歯磨きの時とかにも使えます。あと、ロッジでお湯を入れてもらって簡易湯たんぽにもできます。
サブバッグ:ザックの他にカメラやスマホを入れて運ぶ用。僕はグレゴリーのテールメイトSを使います。
ドラムバッグ:ポーターさん(荷運びをしてくれる人)に運んでもらう荷物を入れる用。これはカトマンズの旅行会社が貸してくれました。仮に貸してもらえなくても、カトマンズではNorth Face(の偽物?)でかなり安く買うことができます。

365カレーエベレスト街道トレッキング2024のに持って行ったもの一覧
全部ではないけど、持ち物をベッドに並べてみた図

※もっと必要なお財布とかパスポートとかクレジットカードとかについては、ここには書きませんが、気になる方がいらっしゃったらお気軽にご連絡ください。

女性の方へ

もし、エベレスト街道トレッキングを検討していて、荷物等の参考にこの投稿をご覧になっている女性の方がいらっしゃったら、僕と同行したパートナーも相談に応じてくれますので、お気軽にご連絡ください。

ザック(バックパック)について

僕が使ったのは グレゴリー の バルトロ65 というやつ。
2021年に四国お遍路を歩いた時にも使ったものです。

個人的にはザックを選ぶ時に一番重要なのは自分の身体に合っているかどうか。毎日背負って歩き続けるような場合は、特にそうだと思います。
値段はまあそれぞれの経済力(?)でなんとかするしかありませんが、例えば "誰かがオススメしていた" とか "見た目が好き" とか、そういうことは後回しにした方がいいと思います。
僕がグレゴリーのバルトロ65を選んだのは、僕の身体の背中の長さが合っていたことと、ショルダーハーネスやウエストベルトのサイズを変更できることです。
自分の身体に合っているかどうかは、背負った時に、肩ではなく腰に乗って背中全体で支えてる感覚になるかどうかです。まさに「背負う」という感覚です。
こればかりは、何度もアウトドア用品のお店に行って、色々と背負ってみるしかありません。色々な店員さんに相談してみるのもアリでしょう。

余談だけど、もうひとつグレゴリーのバルトロ65にしてよかったのは、ザックを下さなくても取り出せる位置に収納式のドリンクホルダーが付いていることです。
ちょっとした水分補給だったら、立ち止まってすぐできます。
(↓の写真の真ん中ら辺にその便利なドリンクホルダーが写ってます。)

2021年に四国お遍路を歩いた時に、室戸岬の近くで撮ってもらった写真。

トレッキングシューズについて

僕が使ったのは  ノースフェイス の クレストンハイクミッドウォータープルーフ というやつです。

ゴアテックスではないけれど、ノースフェイス独自(?)の防水機能があります。けっきょく雨が降らなかったのでわかりませんが……。

買う前に悩んだポイントとしては、ローカットかミッドカットか。
エベレスト街道はかなり整備されていて歩きやすいとはいえ、ガタガタの場所もいっぱいあって、時々足首を持っていかれそうになるので、ミッドカットにしてよかったと思います。
とはいえ、ガイドさんやポーターさんはローカットのカジュアルスニーカーとかサンダルだったりもします。

つまりは自分にしっくりくるものを選ぶ、というのが鉄則かもしれません。
僕の場合は、足のコンディションが変わらない&履いた感覚を忘れないうちに決めた買ったので、数時間でアウトドアショップやメーカー店舗を行ったり来たりして、履き比べて買いました。

ノースフェイスの直営店のスタッフさんが、みんなこれを履いて売り場に立っていたので、街で一日履いていてもそんなに疲れなそうだと信じられたのも、これを選んだポイントでしょうか。
(辛抱強く対応してくれたスタッフさんには感謝です。)

頑張ってくれた後のトレッキングシューズ

今回、僕は持って行きませんでしたが、ロッジで過ごす際にはサンダル的なものがあると楽かもしれません。

トレッキングポールについて

僕は、カトマンズのタメルにたくさんあるアウトドアショップでLEKI(の偽物?)を買いました。

そもそもトレッキングポールを持つか否かで迷うかもしれませんが、僕はトレッキングポールあった方がいいと思います。特に急な斜面や段差では、脚の負担を軽減できます。とはいえ、トレッキングポールは値段もピンキリだし、持ち運びも面倒な気がしたので、現地調達という選択にしました。

けっこう頑丈なものが、日本円にしてペアで1000円とかで買えます。
そのかわりちゃんとしたメーカー製品よりも重い……。
でもでも、帰国後に富士登山とかでも使っていて、お得な買い物ができた気がします。
タメルでお店を巡る中では、ほぼ同じ製品を倍以上の価格で売ってる場合もありますので、何店舗か回る&値引き交渉もセットで買い物しましょう。

ポーターさんに運んでもらうor自分で持ち運ぶ

ここまでで、持って行ったものはだいたいお伝えできたでしょう。
そして、トレッキング猛者であれば、これらを全部ご自身で背負って運ぶことも不可能ではないと思います。
しかし、主にエベレスト街道のエリアにお住まいのポーターさん(荷物を運んでくれる人)にお願いするのもありだと思います。
地元のポーターさんにとっては、現金収入源だったりするという話もありますし、現に2020年からのコロナ禍では非常に困っていたという話もあります。
だから、という意味も含めて、僕はポーターさんに荷物を運んでもらうことにしました。

2人分のドラムバッグを運んでくれている我らがポーターさん

ポーターさんは、トレッキングの行程に同行してはくれますが、僕も含めた一般的なトレッキング観光者とは身体能力に雲泥の差があります。ざっくり言えば、歩くペースが違います。
なので、先にぐんぐん進んで、予定の宿泊エリアで待っていてくれたりします。つまり、常に一緒に歩いているわけではありません。
それは、自分で持ち運ぶ荷物とポーターさんに運んでもらう荷物を分けなければならないことを意味します。

僕が、常にポーターさんに運んでもらっていた物は、
・寝袋
・着替えや予備の物
・電源周りの機器
です。

逆に、常に自分で持ち運んでいた物は、
・水
・スマホやカメラ
・貴重品
・飲み物
・ソーラーバッテリーチャージャー
+ 着ている服や歩きながら使うトレッキングポール
です。

その時々で、ポーターさんに運んでもらうか、自分で持ち運ぶか決めていた物は、主に防寒着です。
標高が上がるにつれて寒くなっていくし、その日の天気による日差しの有無でも体感気温が違いますし、地形によって風の強弱も変化します。
行程の最初の方は、ダウンジャケットはポーターさんに運んでもらっていたけれど、途中から1枚だけ自分で持ち運ぶようにして、、、という感じで、調整していました。
どれくらい寒くなるか?といったことは、常に同行してくれたガイドさんに相談して決めていました。

ちなみに、歩いている途中途中にある集落には売店やお茶屋さんがあるところもあって、次の売店までどれくらいか?それまでに飲み物はどれくらいあった方がいいか?みたいなことも、同行してくれたガイドさんに相談しながら歩いてました。

この記事に書いてあることの参考写真たち

エベレスト街道の道を整備してくれいる。この人たちのおかげで歩きやすい。ありがたい。
自分の足のマメが出来やすい場所にテーピングでマメ予防。この上に厚手の靴下を履く。
ザックの上部に付けていたソーラーバッテリーチャージャー。簡易ランプにもなって意外と便利。


今回は以上です。

上にも書きましたが、これからエベレスト街道トレッキングに行こうと思って、色々調べる中にこの記事にたどり着いた方で、ご質問等があれば、なるべくお答えしようと思いますので、まずはお気軽にご連絡ください。
「365curry」で検索するとXやInstagramも出てくると思いますので、そちらのDMとかでも大丈夫です。

そして、次回からは、旅行期間の日記的な投稿になる予定です。
併せて、読んでいただけたら嬉しいです。



実は、2025年秋頃を目安に再びエベレスト街道トレッキングに行こうと計画して、いま資金を貯めています。図々しいですが、下記の[いいなと思ったら応援しよう!]のところ等から[チップで応援する]をしていただけると助かりますし、とても嬉しいですし、非常にありがたいです。そこまでは無理でも、とにかく、ここまで読んでいただいて恐縮です。本当にどうもありがとうございます!

(追記:2024年秋)

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