夏になると思い出す一品

あっという間に梅雨が明けて、夏がやってきましたね！
そして暑い毎日が続きますね…。夏といえばかき氷！！ですよね。
かき氷というと、いろんな専門店ができました。
フォトジェニックなかき氷や、フルーツがたくさんのったかき氷など
今や人気の専門店では行列ができるほどのかき氷ですが、
今回は夏限定のかき氷を、思い出を添えてご紹介します。

小さい頃は、かき氷というとお祭りの縁日や、花火大会で食べることが多かったです。思い起こすと、ちょうど今ぐらいの暑い時期に、何人かで遠出した時のことです。目的地は決まっていたので、朝から集合して車で移動、
途中でご飯を食べた後に、あまりの暑さに涼みにいこうとなりました。

本来の予定にはなかったので、みんなで涼めるにはどうしようと話しているうちに、夏と言えばかき氷でしょ！というみんなの意見が一致し、
近くにかき氷屋さんがないか探すことに。

今みたいに専門店は少ない上に、近くに「かき氷」とのれんやのろしがあるお店が見当たらず、近くの喫茶店にしようと思っていた時、
メンバーのうちの１人がとてもナイスな情報を教えてくれました。
そのかき氷のお店がこちらです。

みなさんご存知ですか！？
伊勢名物赤福といえば、有名なので、ご存知の方も多いですよね。
その当時の私は、赤福で、かき氷が食べれるとは知らず、どんなかき氷かも
想像がつきませんでした。

外は、うだるような暑さなので、到着するやいなや急いでお店に入ります。
お店の涼しさに癒されながら、赤福も食べたいなと思いつつ、
「赤福氷」を頼んでみます。

店内は少し混雑していたのですが、15分ほどして運ばれてきた「赤福氷」です。

なんてきれいな抹茶色！！見た目はおいしそうと思うのですが、
実は、抹茶があまり得意ではないのです。

恐る恐る口に運んでみると、何て上品な抹茶の味！！
氷の冷たさと、上品で苦みの少ない抹茶がとてもマッチしていて
苦手な私でも、どんどん食べれてしまいます。そして驚いたことに
かき氷の中から餡とお餅がでてきました。赤福も食べたいと思っていた
自分に、一石二鳥とはまさにこの瞬間です。
正確には「餡とお餅は赤福そのものではなく、冷たい氷になじむよう特製いたしました。」とされています。

気がづけば、６年以上も前のお話なのですが、今でもこの時期にかき氷食べたいと思うと、「赤福氷」を思い出して食べたくなります。
自分が苦手だと思って、食べず嫌いでいた抹茶を、おいしいと感じるように変えてくれたことも、余計に食べたいと思わせてくれるのでしょうね。

写真を見ていると、食べたいと思うキモチが強くなってきました。
期間限定のようなので、終わらないうちに今年の夏の思い出の１つにしたいと思うこの頃です。