![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/155016723/rectangle_large_type_2_aa7de7ee391e44e8d3a80946a6f38fa7.png?width=1200)
「どうでもいい事が毎日」の幸せ
犬の散歩中に転んで足を骨折した同僚。
決して他人事ではないと身が引き締まる思い。
ギプスで松葉杖生活となり、仕事中はコロコロのついた椅子に乗りツイーーと優雅に移動して、歩く私より移動が早い。
高校生男子の弁当で、本人と友達の中で一番人気が高かった弁当は、炊き込みご飯➕ネギ間弁当。
それなら自分用にも、と作って仕事に持参。
うまいに決まってる。
プシュっといきたいところだったが、売店でコーラを買って我慢する。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/155017444/picture_pc_9610f86fba2aa355f27d0fc6550b8ca2.jpg?width=1200)
黒トリュフのflavor oilを、カルビーポテトチップスにかけると最高な味になる事を、キャンプの祭典で知り夕食後に食べた。酔っているし、罪悪感などはなく、美味しさに幸せしか感じない。
こんなに体は元気なのに、治療をしなければ3ヶ月で私の命は尽きるらしい。
治療をして希望を抱くのか。
治療をせずにその時を待つのか。
どちらも最大の恐怖である。
「別れが人を強くさせるなら、強さなんていらない」
というキャッチフレーズを見た事がある。
同感だけど、息子たちにはそれを乗り越えて欲しいと思う。
「始まりは終わりの始まりだから」
と、恋に臆病だった自分を変えてくれた人がいる。残念ながらOTTOではないのだが、息子たちにも燃えるような恋をして欲しいと願う。
でも一つだけ、私には果たさなければいけない役割がある。
それはわんのマティンロウを見送る事だ。
マティンロウはもうすぐ4歳のまだ3歳。
自分が元気なら、お見送りなんてまだまだずっと先でずっと一緒にいられる。
いやだー!いやだー!と声をあげながら泣いてわめいて目が覚めた。
夢だった…。
ほっとしてまた涙が出る。
どうやら相当疲れているらしい。
当たり前の毎日とサラッと言う当たり前は、誰かが、みんなが、作ってくれてるのだと思う。
当たり前でいられる事に感謝をしながら…
もし自分が散歩で転んで骨折したら、歩行より早い椅子移動ができたとしても、ギプスが取れるまで仕事は休んじゃおうと思った。
noteでの出会いに感謝します
☺︎マティ☺︎