データのコピペに気をつけろ。
前回オーバープリントの話を書いたけど、
その元となった記事で
「いつの間にかオーバープリント設定が入っていることがある」
的なことが書かれていて、その方の状況はわからないけど、
自分自身が経験した、「いつの間にかオーバープリント」の例を
1例共有。
タイトル通りのことだけど、
流用データから持ってきてしまった、
ていうのが自分はあった。
入稿の際「オーバープリントの設定がはいっています」とエラーが出て、
自分ではそんな設定した覚えがないぞと思って
データをチェックしてみたら、他のaiデータから
コピペしたオブジェクトに設定が入っていた。
その元データは過去に自分以外の人が作ったデータ。
オーバープリントの設定に限らないけれど、
自分で作っていないデータの場合、
目に見えない設定に気づきにくいので
注意して使わないと思わぬ事故につながる。
この時の場合、元々オーバープリント設定されていた箇所が
小さな墨100%のアウトライン文字だったので、
もしオーバープリント設定が有効な印刷だったとしても、
特に問題のない箇所だったけど、
そのオブジェクトの色を変えたり、
大きさを変えたりとかしていたら…
怖い怖い。
正直自分は経験が浅いので、
チェックの甘さみたいなところはあると思うし、
そんなミスしないって人がほとんどかもしれないけど、
今までそんなこと気にしたこともなかった
って方がいたらぜひ注意して頂けたらなと思う。
オーバープリントの設定って、
多分デフォルトでは表に出てなくて、
自分でウィンドウ開かないといけなかったと思うから、
意識していないと本当にすっかりその存在自体を
忘れてしまう。
外注のデザインデータや、
古いデータなどは設定が入ってたりすることが
多いから、特に気をつけたい。
どうしてもこういうアプリケーションって
自分の知っている設定しか触らないから、
他の人が作ったデータで知らない設定とかが
されていたりする場合気付きにくい。
オーバープリントに限らず、
自分意外の人が作ったデータを触る場合は
注意したいと思う。
忙しい時とか、ついつい忘れてしまうけど…
ミスをして初めて気づくこととかもあって、
ここに関しては本当に経験不足が一番大きいかなと思う。
勉強不足はもちろんあるけど、
勉強だけでは賄えない部分でもあると思うので。
デザイン専門の会社とかだと、
いろんな人の経験が蓄積されているから、
自分一人で勉強したり経験を重ねるよりも
効率的に経験値を上げることができると思う。
経験が浅い状態でデザインの仕事をするなら、
そういった経験者がたくさんいる環境をおすすめしたい。
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