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なんでもかんでも体験したいことを「一口食べてみてから」決めていいんだよ。違ったなと思ったら「思ってたのと違いました」って離れていいんだよ


一度決めたら・・・

だいぶ減ってきた感じはありますが、
「一度決めたらやり通せって言われたので…でもすごくつらくてしんどくて
起き上がれないくらいになりそうなんです」
という相談が、かなり多い時期がありました。
 
わたしのお師匠は、この「一度決めたら最後まで」という言葉に
驚きすぎてソファーからひっくり返っていました。
「はあ!?なんて悪い呪いなの!?ちょっと、側近たちよ、
最後っていつなの?・・・えーっ!?だれもわからないの!?」

「好奇心をコロしてまで守る最後ってなにさ?」

こんなこともおっしゃっていました。
 
「やってみて、「あ、違うな」とかおもったのに
そして理由はさまざまだけど
「やりたくないな」と思ったのなら、
一時停止や、一ケ月休んでみるとかすればいい」
 
そして、小さな声でこんなこともおっしゃっていました。

子どものために~とか、子どもに「あなたのためよ~」って
自分の見栄とか都合のために習い事させてることに
自覚がある親はどれだけいるの?
 
子どもが「やりたい!」っていってやらせたなら
「やってみたけど、違った」と言ったときに
無理やり続けさせる親はいったい何なの?
いったんお休みしてちょっと考えてみようか~って
休憩させてあげたりできるのに?

「子どもの「あっちに興味がある!」って
一番伸びるときなのに
そのきらきらした好奇心をコロしてまで
謎の、「最後まで」にとらわれてるのって
なに!?!?!?」

そうおっしゃっていて、わたしは
たしかにそのとおりだ~~~~~!!と
強く思いました。

自分がそれ好きかどうかなんて、味見しなきゃわかんないって

お師匠様はこんなことも教えてくれました。

「どんどん試せばいい。お試し。
あじみ!!
食べてもいないものを「わからないけれど、決めたので食べきります!」って
象のエサとか出てきたらどーーーーすんのさ。
自分が何が好きでどれがあってるか?なんて
ちょこっとやってみるんだよ。ちょこっと食べてみる。
それで、楽しいな、美味しいなって思ったら
追加注文すればいい。
食べ進めていって、「あ、やっぱり違う」と思ったら
離脱していいんだよ」
 
その時、なんだかんだイチャモンつけてくるやつを
良く見てみな。
あなたの人生に、そいつは責任をとってくれるやつなんだろうね?」

 

自分の好きを見つけるには、自分の嫌いが分かるのも大事

これだって、「自分軸を見つけるもっとも簡単な方法」と酷似しています。
 
世の中は対になっています。
 
好き!を見つけたいなら、キライなものも同時にわかります。
あー、これ苦手~きらいだ~ってわかるということは、
好きを見つける範囲のターゲットがしぼられるということです。
 
そして、自分の「好き」ですら、時間がたてば変わります。
ずーっとずーーーっと好きなものがあってもいいし、
なんだか飽きちゃったな!があってもいい。
しばらくしたら、やっぱり好きだった!にしてもいい。
 
それを知るためにも、まずは味見!
これっていったいどういうものなんだろう?を
やってみてください。
 
好奇心に潤いを。ぷるんぷるんの瑞々しい好奇心で
もう一度、いろいろ眺めてみましょう! 


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