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セカンドオピニオン2
先日、こんなことを書きましたが、、、
これでもうひとつ思い出した「セカンドオピニオン」がありました。
私の実家は、空き家になっています。
先日、家の留守電に、床下工事の業者さんから「床下、大丈夫ですか。点検しましょうか」というメッセージが残っていました。
「そういえば、床下のことは何にも考えてなかったなぁ」と思い、その業者に連絡してみました。
私が住んでいたころからその業者にはお世話になっていました。家の床下はかなりの湿気があり、放っておくと床が抜けるとか言われて、床下の換気扇を何台か取り付けたのです。
業者さん、呼びました。
「床下を見ます」と、ものすごい防護服とものすごいマスク(防毒マスク?)を着けて床下へ。あれこれカメラで撮影もして、10数分後に出てきました。
換気扇もとっくの昔に止まっていて、新たに設置しなければいけない、薬品も必要だ等、いろいろ説明を受け、最後に見積額を見てビックリ。
100万円に迫る金額、です。
うむむむむ。うなってしまいました。昔からお世話になっている業者とはいえ、この金額はどうなのだろう……
誰に聞けばいい?ネットでもケースバイケースで明確な情報が見当たらない。
お隣さんに聞いてみました。
Aさん、Bさん「エエッ! それはちょっとすごい金額だねェ」
私「こういう時ってどこに聞けばいいんですか?」
Aさん「農協?かな?」
Bさん「市役所に行ってみたら?」
あ、そうか! 役場とは。全然思ってもみなかった。
役場に行くと、
「そういう事なら、あちらへ」
と別の建物を案内され、さらに、
「そういう事なら、商工会議所に聞いてみてください」
と。
これがいわゆるタライ回し?と思いつつも、本人が押し掛ければ向こうだってむげに対処できまい、とひとりで商工会事務所へ。
「ここは連絡窓口なので直接担当者がいるわけではありませんが、後日担当者が連絡します」
この日はこれで終わりました。
数日後に電話が来て、さらに数日後に床下を見てもらいました。
「そこまでやる事でもないですね。市販の乾燥剤みたいな物を少し敷いて、時々床下にご自身で扇風機みたいな物を置いて運転させたらどうですか。数万円で済むと思います」
何も請求されずにスタスタ帰って行きました。全く商売っ気がなさすぎる。
あまりにも真逆の見解にあっけに取られてしまいました。
この場合は、自分がどういうスタンスを取るかで判断は分かれると思いますが、とりあえずは工事まではやらない事にして、まず超強力なサーキュレーターを買いました。
ただ、床下の隙間に手を当てると、風がちゃんと通っているので、「サーキュレーター、意味あるのかなぁ……」とも思ってまする。
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やっぱりセカンドオピニオン、大事です。
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