美しすぎる結末(ノースライト)
長編小説です。
この方の本を読むのは初めてでした。
テレビドラマにもなっていた事は知りませんでした。
だからストーリーを知っている方も多いのではないでしょうか。
私はストーリーも結末も全く知らずに読み進みました。
突如訪れるすごい顛末
裏表紙に、
「横山秀夫作品史上、最も美しい謎」
とありました。全編を読んで裏表紙にあったこの言葉を見て、本当にそうだなぁと感じました。
すごく切ないのですが、悲しいだけの気持ちになるわけではない、不思議な感覚になる物語でした。
贖罪、思いを貫く事
誰にでも過ちはあって、それを抱えながら、どこかでそれを取り返すチャンスをうかがっているのかもしれません。私もそんな思いを持つ一人です。
この小説では、思いを抱き続けていたら思わぬところからチャンスが訪れた、という展開です。
「思いを抱き続ける」
とらわれてはいけませんが、脳の片隅には置いておきたいと思います。
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至ってごく普通のサラリーマンのつもりですが少し変わった体験もしています。