「力を抜く」って難しい
話題になっている本みたいなので、読みました。
気になるフレーズを抜き出しました。
じゃあどんな人が「面白い」かというと、言語化するのが難しい。「変わっている」と言い換えたほうが近いかもしれない。
質問したことに、当たり前の返しをするのではなく、ちょっと想定と違った返しができる人と言ったらいいだろうか。(中略)
普通の人が価値を感じないことをたまたまやっているのがいい。(中略)変な人というのは、自分では普通だと思っているものだ。
「当たり前ではない返し」。それが何なのかがよく分かっていない私は常識がないということかもです。
一度でも大きな実績を上げてしまえば、パターンから外れたものを楽しむ領域に入る。そうなれば、人生はとても楽しくなる。
「一度でも大きな実績」ですか?
一度もあげたことがないです、たぶん。
今週を振り返ってみて、1つでも「新しいこと」はあっただろうか。(中略)「新しい概念を知った」など、些細なことでもいいので、新しいことを1つ挙げられるだろうか。パッと出てこなければ、あまり人生を楽しめていない可能性がある。
これはいい示唆をいただいた、と思いました。
働かないアリに必要なもう1つの要素が、「自分の興味のあることに没頭できる」ということだ。
「没頭」は、しようと思えばできます。が、それをすれば周り(少なくとも家族)には迷惑をかけます(実際に迷惑かけています)。そもそも「働かないアリ」についてどう思うか。それでいいのか、とちょっと思っている自分もいます。
最後に、
世の中、すべてネタである。成功だけがすべてではない。
作家の米原万里さんが何かの著書に、
自分にとっての悲劇は、周りにとって喜劇
と書いていたのを見て、思わず膝を打ちました。
この方に思う事
力を抜いているから、視野が広くなり、それでアンテナも伸びているんだろう。
目指そうと思っても目指せない境地。そう思います。
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